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日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年3月17日火曜日

LinkStationの空き容量が足りないときに確認したいこと:ごみ箱が容量を消費していませんか?


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イントロダクション

Buffalo 製の NAS(Network Attached Storage) である、LinkStation を使っているときに、空き容量が足りなくて困った経験はありませんか?

もし、空き容量が足りなければ、新しい NAS を購入したりといった対策が必要になります。
しかし、その前に1点確認した方が良いことがあります。


それは、LinkStation上のごみ箱フォルダが、LinkStationの記憶容量を圧迫していないか?という点です。


LinkStation上のごみ箱フォルダが、LinkStationの記憶容量を圧迫していないか?


LinkStation 上のごみ箱とは?

LinkStation 上のファイルを削除した時には、設定によっては、LinkStation上のごみ箱フォルダへファイルを移動しただけというケースがあります。

【機能説明(LinkStation)】共有フォルダ、サブフォルダ、backups、usbdisk1、info、trash、trashbox | BUFFALO バッファロー
http://buffalo.jp/php/lqa.php?id=BUF7464

【機能説明(LinkStation)】ゴミ箱機能 | BUFFALO バッファロー
http://buffalo.jp/php/lqa.php?id=BUF6597


LinkStation のシリーズによって、ごみ箱フォルダの名前は、「.trash」の場合と「trashbox」の場合があります。

ごみ箱フォルダの名前が「.trash」の場合には、環境によっては見ることができない場合があるようです。詳しくは、上記の BUFFALO によるゴミ機能の機能説明をご覧ください。


共有フォルダでごみ箱を使用する設定になっているかどうかをチェック

私が使用している LinkStation の LS-VLシリーズの「LS-VL121」では、以下の手順によりゴミ箱を使用する設定になっているかどうかをチェックできます。

(1) LinkStation の管理画面へログイン
(2) 「共有フォルダ―」タブにて、ゴミ箱を使用する設定になっているかどうかをチェックしたいフォルダを開く
(3) 「ごみ箱」の設定が、「使用する」になっている場合には、ゴミ箱を使用する設定になっています。

LinkStation : 共有フォルダ―の設定 ごみ箱を使用する設定になっているかどうかをチェックできる
LinkStation : 共有フォルダ―の設定
ごみ箱を使用する設定になっているかどうかをチェックできる

上記の共有フォルダ―は、「ごみ箱」の項目にて、「使用する」にチェックが入っているため、ごみ箱を使用する設定になっています。


なお、LS-LGL、LS-LGL/Mシリーズでは、そもそもごみ箱機能を無効に設定することはできないようです。


ごみ箱内のファイルを LinkStation から削除する

ごみ箱内のファイルを LinkStation から削除するには、LinkStation の各共有フォルダの直下にあるごみ箱フォルダ(「.trash」または、「trashbox」)を開きます。

そして、その中にあるファイルを削除すれば、そのファイルは LinkStation から削除され、そのファイルが占有していた記憶領域は空となります。

Windows のエクスプローラーを使用して、 LinkStation のごみ箱フォルダ(trashbox)を開いたところ  この図では、ごみ箱内のファイルをすべて削除した後のため、 ファイルが見当たらない状態になっている
Windows のエクスプローラーを使用して、
LinkStation のごみ箱フォルダ(trashbox)を開いたところ

この図では、ごみ箱内のファイルをすべて削除した後のため、
ファイルが見当たらない状態になっている


ただし、うっかり、必要なファイルを削除しないように注意してください。


私の場合、ゴミ箱(trashbox)内のファイルを削除したところ、200 GB くらい LinkStation の空きを増やすことが出来ました。

いままで、まったくゴミ箱の存在を気にかけずに LinkStation を使ってきたため、大量の不要なファイルが溜まっていたようです。


LinkStation の空き領域がほぼ 0 (残り数十~数十キロバイト単位)になった時には、新しい LinkStation を買わないともうデータが保存できない!と焦りました。

しかし、このようにごみ箱に溜まっていた不要なファイルを削除したことで、またしばらくは使い続けられるだけの空き領域を確保することが出来ました。


もし、同じように LinkStation の空き領域が足りなくなって困っている人がいたら、ごみ箱に不要なファイルが溜まっていないかどうかをチェックしてみると良いでしょう。

なお、ごみ箱は、共有フォルダごとに別個に用意されているので、共有フォルダを複数作成している人は、それぞれの共有フォルダをチェックしてみると良いでしょう。


まとめ

LinkStation 上のファイルを誤って消してしまった場合に、復元できるように「ごみ箱」フォルダ機能を利用できる場合があります。

ごみ箱を利用できる設定にしてある場合には、LinkStation の空が少なくなったときに、ごみ箱フォルダを空にして、LinkStation の空き領域を増やすことが出来る場合があります。






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