~ モバイル版(スマートフォン)の操作 ~
左右にスワイプすると、前後の投稿へ移動します。
← 前の投稿 | 次の投稿 →
日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2012年11月16日金曜日

私の自炊環境 - ScanSnap S1500とPLUS 断裁機で始める書籍の電子化!


スポンサーリンク

イントロダクション

最近は本の自炊が流行っていますね。
自炊とは、いわゆる書籍をPDFなどの電子データとして取り込む作業のことを言います。

さて、自炊すると何が良いのでしょうか?
わたしが考えている自炊のメリットは以下の点です。


本の自炊(電子化)のメリット

・本の保管に場所を取らない。
・いつでもどこでも本を読むことができる。
・引越時の荷物を減らすことができる。
・本が劣化しない。
・検索できる。


本の保管に場所を取らないというメリットは大きいです。本を何百冊と持っているとそれだけで部屋の一部が占領されていて、生活空間が圧迫されますから。それに、それだけ本があると、本を探すのも一苦労です。

最近は持ち運びに便利なタブレット端末が普及してきたので、いつでもどこでも本を読め
る環境が整っています。わたしもiPadやNexus7といったタブレット端末に本を転送して読んでいます。何十冊という本であっても、タブレット端末に入れてしまえばいつでもどこでも読むことができます。


引越時の荷物を減らすことができるというのは、転勤が多い人にとっては大きなメリットではないでしょうか。荷物が多くなると引っ越し費用も増えますし、何より梱包や再配置が大変です。

本が劣化しないというのも利点でしょう。何度も本を読んでいるとだんだんとページが痛んできてしまいますが、デジタルデータになっていれば、劣化することは無いわけです。


デジタル化のメリットとして、検索できるというメリットもあります。読み込んだ本をOCRで文字データを埋め込んでおけば、調べたい言葉で検索するだけで目的の書籍を見つけることもできます。


ScanSnap S1500とPLUS 断裁機で始める書籍の電子化!

わたしもこういったメリットを享受するため、自炊環境を整えました!
用意したのは、以下の機器です。

・ドキュメントスキャナ
 富士通 FI-S1500-SRA [ScanSnap S1500+楽2ライブラリパーソナル V5.0 セットモデル(Windowsモデル)]
ScanSnap S1500(閉じた状態)
ScanSnap S1500(閉じた状態)


ScanSnap S1500(開いた状態) 開くと自動的に電源が入ります。
ScanSnap S1500(開いた状態)
開くと自動的に電源が入ります。


・断裁機
 PLUS 断裁機(かんたん替刃交換タイプ)26-309 PK-513LNホワイト 裁断幅A4

断裁機に雑誌をセットした状態
断裁機に雑誌をセットした状態


ドキュメントスキャナは大量のページをスキャンするための装置です。断裁機は本を裁断し、1ページずつばらばらにするために使用します。

 さて、雑誌などの本をスキャンする場合には、本を綴じている部分を切断して1ページずつばらばらにします。この断裁機の場合、切断する箇所を赤い光でラインとして示してくれるので、切断位置が非常にわかりやすいです。

ラインの電源をONにした状態。
乾電池で動いています。


実際に、ScanSnap S1500とPLUS 断裁機を使って分かったこと

さて、この状態でレバーをおろすとざくっと本を切断することができます。切断のしやすさは本によってまちまちです。今までの中で切りやすかったのはマンガ本で、さくっと簡単に切断することが出来ました。逆に、今セットしている雑誌は切りにくい方で、レバーを何度も振動させるように上下させるとだんだんと切断していくことが出来ました。


本を切断する位置ですが、本の端のギリギリを切断すると、本を接着している接着剤が付いたページが残ってしまう可能性があるので、なるべく本の端から遠く切った方がいいと思います。ただし、本の端から遠く切ると、本文の部分まで切れてしまう可能性があるので、本の中身を確認して、最適な切断位置を決めるとよいでしょう。


本を切断した後は面倒でも一枚一枚分離されているか確認する方が吉です。本の最初と最後のページなどは、接着剤がほかのページより余計にくっついていることがあります。ページとページがくっついた状態でドキュメントスキャナで読み取ってしまうと、重送してしまったり、最悪ページをうまく輸送できずページがぐちゃぐちゃになります。(かなりひどくぐちゃぐちゃになります。ページが破けることも多いです。)


また、切断部をぱらぱらとめくることで、細かな切断ゴミを飛ばすことも重要です。きれいに切れていますが、細かい切断ゴミはどうしても発生してしまいます。その状態でドキュメントスキャナにセットすると、ドキュメントスキャナ内にゴミが溜まっていき、スキャン結果にゴミが映ります。(ライン上の模様がでるようです。)

雑誌を切断した状態。
きれいに切断できる。


この断裁機にセットできないような分厚い本は、事前にカッターでセットできる厚さに切断する必要があります。この本を分割するような切断は、カッターでかなり簡単に切れます。


さて、本を切断したら、いよいよドキュメントスキャナにセットします。

ScanSnap S1500に雑誌をセット
ScanSnap S1500に雑誌をセット


後は、本体の青く光っているボタンを押せば、自動的にスキャンが始まります!このドキュメントスキャナは1回で50枚程度スキャンできるので、分厚い本をスキャンする場合には何回かに分けてスキャンを行います。


さて、これで書籍の電子化は完了です!
是非、興味のある人は書籍の電子化に挑戦してみてはいかがでしょうか。


参考になる動画:
東京ITニュース 手作り電子書籍に挑戦 書籍を電子化する
http://www.youtube.com/watch?v=xKx9UyJh7IM

スポンサーリンク

コメントを投稿

コメント投稿機能について