たとえば、パソコンの消費電力を測定するときやソフトウェアの高負荷時のテストをするとき、パソコンの温度上昇を測定したいときなどです。
そういうときに追加にソフトウェアをインストールすることなく、手軽にパソコンに負荷をかける方法として、無限ループのバッチファイルを実行する方法があります。
以下のスクリプトをメモ帳などで「loop.bat」として保存します。
@echo off
:LOOP
goto :LOOP
メモ帳なので loop.bat として保存
あとは、その保存した「loop.bat」をダブルクリックして実行すると、無限ループによって1論理プロセッサのCPU使用率を100%にできます。
loop.bat をダブルクリックして無限ループを実行
パソコンのCPU使用率を100%にしたい場合には、論理プロセッサの数だけ「loop.bat」をダブルクリックして実行すればよいわけです。たとえば、2論理プロセッサのパソコンであれば、2つ同時に「loop.bat」を実行すれば、パソコンのCPU使用率は100%になります。
2論理プロセッサのパソコンのCPU使用率を100%にした例
無限ループを終了したい場合には、「loop.bat」のコマンドプロンプトを閉じれば、無限ループが終了し、CPU使用率は実行前の状態に戻ります。
参考文献
バッチファイルで無限ループを作る - 2010-08-21 - とあるソフトウェア開発者のブログhttp://d.hatena.ne.jp/simply-k/20100821#20100821f1
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