イントロダクション
Google のブログサービス「Blogger」にて、新しい記事を投稿するために記事を作成した後に、しばらく放置して、そのあとに追記した情報が保存できなくなる現象を確認しました。
この現象に遭遇するケース
私の場合、記事のネタを思いついてからその記事を完成させるまでに数日かかる場合があります。
その場合、記事を少し書いた状態で編集中のまま数日間ブラウザを開きっぱなしにしている場合があります。
その後、記事の残りの部分に情報を追加して、記事を完成されて「公開」ボタンを押したのに公開できない場合があります。
また、「保存」ボタンを押すと、ボタンを押した直後はボタンの表記が「保存しています...」に変わった後、元の「保存」の表記に戻ります。一見、正常に保存されているように見えますが、投稿を開いてみると追記した内容が全て反映されていない場合があります。
まさに、記事の作成に費やした労力が全て無駄になってしまい、途方の無い絶望感に襲われます。場合によっては、ブログを継続する意欲すら失いかねません。
なお、「公開」ボタンを押して公開ができないという現象を確認しなくても、情報が保存できていない現象が発生している可能性があります。
そのため、保存できていない現象が発生しているのか、発生していないのかを通常操作で知るすべがありません。
この現象が発生したかどうかを知る方法
上記に記載したように、「公開」ボタンを押しても、画面が記事一覧へ遷移せず、投稿を公開できない場合には、この現象が発生していることがあります。
また、パーマリンクの設定を開いた時に表示される記事のURLが、「URLを処理しています...」のまま変化しない場合には、この現象が発生していることがあります。
(通常、「URLを処理しています...」は1秒以内に「http://upa-pc.blogspot.com/2014/11/blogger.html」というような記事の実際のURLに変わります。)
Blogger : パーマリンク設定画面 |
上記2つの方法は、投稿を編集している途中や完成後に気づくことが出来るケースです。
投稿を編集中に気づくためには、投稿を保存した後にその投稿を閉じずに、別のブラウザウィンドウやタブにて、Blogger の管理画面を開き投稿の一覧から現在編集中の投稿を(編集画面として)開いてみることです。
その時に、投稿を保存した時の情報が全て保存されていない場合には、この投稿が保存できない現象が発生しています。
この現象に遭遇した場合の対処策
上記の方法でこの現象に遭遇したことが判明した場合に取ることが出来る対処策は次のような方法です。
保存できなくなった編集中の投稿の内容を、新しく編集中の状態にした投稿へコピー&ペーストで移し替える
保存できなくなった編集中の投稿の画面では、どうやってもその情報を保存することができませんでした。
そのため、保存できなくなった編集中の投稿の画面はそのままにして、別のブラウザウィンドウやタブにて、Blogger の管理画面を開き投稿の一覧から現在編集中の投稿を開きます。
こうして開いた方の投稿の編集画面では保存が正常に働くので、保存できなくなった編集中の投稿の画面に入力した情報をコピー&ペーストにて全て新しく開いた方の投稿の編集画面へ張り付けましょう。
こうすることで、最低限の作業手順にて、投稿の情報を失くことなく、投稿の情報を保存することが出来るようになります。
また、とりあえず、メモ帳などに入力した情報(可能であれば、HTML表記の方をコピーしておけば文章だけでなく、装飾や画像の挿入情報も保存できます)を全てコピーしておくだけでも、だいぶダメージは軽減できるでしょう。
まとめ
せっかく入力した投稿の内容が保存できないのは、大きな損失です。
長期間編集中で放置した記事を追記した場合には、上記の現象に注意をしてください。
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