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日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年12月2日火曜日

Windowsの文字入力で予測変換を実施する方法


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イントロダクション

日頃パソコンで文章を書いていると、同じ文章を何度も入力することってありますよね?

何度も何度も同じ文章を入力していることを考えると、スマートフォンの文字入力における予測変換のように、最初の数文字を入れただけで、あとは自動的に文章を入力してくれれば楽なのになぁと思ってしまいます。

そんなことを考えつつ、インターネットで情報を調べてみると、なんと Windows パソコンでも文字入力を予測変換で入力する方法がありました!!

Microsoft Office IMEの予測入力機能を使用する

なんと、Office IME 2007 以降のバージョンの IME を使用している場合には、予測入力機能が使えるとのことです!!

携帯みたいに「予測変換」入力をパソコンでもできるようにする|エンジョイ!マガジン
http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/ms-ime/


私が現在使っている IME の種類を調べたところ、Microsoft Office IME 2010でした。
Microsoft Office 2010 Professional をインストールしたので、その時に一緒にインストールされていたのでしょう。


そして、Microsoft Office IME 2010 の予測入力の設定を見てみると、デフォルトで「入力予測を使用する」にチェックが入っていました。

どうやら、既に予測入力が出来る環境だったようですが、今まで気が付きませんでした。

その下の、「入力履歴をファイルに保存する」にはチェックが入っていなかったため、パソコンを再起動するごとに、それまでの入力履歴がクリアされていたようです。(*1)

*1:
--- 引用 ここから ---
プライバシー保護の観点から、既定の設定では、予測入力に使用する履歴は、コンピューターが再起動すると消去されます。再起動後も履歴を保存しておくには、[Microsoft Office IME 2010 のプロパティ] ダイアログ ボックスの [予測入力] タブで、[入力履歴をファイルに保存する] を選択します。
--- 引用 ここまで ---


そのため、十分な予測入力に必要なデータが溜まらず、予測入力の存在にすら気が付かなかったのかもしれません。


そこで、「入力履歴をファイルに保存する」にチェックを入れて、パソコンを再起動しても入力履歴がリセットされないようにしました。

また、未確定文字列の長さを、「2 文字以上でヒントを表示する」になっていたものを、「1 文字以上でヒントを表示する」に変更しました。

やっぱり、ヒントがあるなら、さっさと出してもらいたいものです。

Microsoft Office IME 2010 のプロパティ 予測入力の設定変更後
Microsoft Office IME 2010 のプロパティ
予測入力の設定変更後


使ってみた感想

まだ使ってみて日は浅いですが、いくつか分かったことがあります。

長文を入力する際にはやはり便利

やはり、長文を入力する場合には非常に便利です。

例えば、”おはようございます”だとか、”イントロダクション”くらいの長さだと、予測入力の便利さを実感できます。


逆に、短文の場合は、予測変換のツールチップが表示されるよりも、手入力で入力した方が速かったりします。

そのため、短文の場合には、あまり効果は発揮できなさそうです。


英語は予測入力されないのは残念

英語など、半角英数で入力している場合には、予測入力できないようです。

英語の場合、英単語の綴りが間違っていないかどうかも含めて、予測入力してくれるとうれしいのですが。


単語が学習されるまでは我慢

Microsoft Office IME の予測入力の場合、過去に 2 回以上入力した言葉でないと予測入力として利用できません。

そのため、予測入力を有効にしてから、しばらくは予測入力ができない状態で文字入力をし続ける必要があります。


注意事項

なお、公共のパソコンなど、同じログインアカウントを複数人で使用する可能性がある場合には、入力履歴を記憶させるべきではありません。

過去に入力したプライベートな文章や、個人情報などが記憶されることで、第三者に流出する可能性があります。


まとめ

予測入力を活用すると、文字入力の手間を大幅に低減することができます。

予測入力を正しく活用して、パソコンをより便利に、快適に使っていきましょう!



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