イントロダクション
「Blogger:検索ページにのみ検索ボックスを表示(display:none方式)」では、Blogger の検索ページにのみ表示される検索ボックスを作成しました。今回は、その検索ボックスに対して、検索したキーワードを自動的に設定する機能を追加します。
検索ページにのみ検索ボックスを表示(display:none方式):検索したキーワードを自動的に設定
「Blogger:検索ページにのみ検索ボックスを表示(display:none方式)」に対して、以前作成した以下の検索ページの検索キーワードを、URLのクエリ文字列から取得する JavaScript を適用します。
Blogger:検索ページの検索キーワードを、URLのクエリ文字列から取得するJavaScript - Dr.ウーパのコンピュータ備忘録
http://upa-pc.blogspot.com/2015/02/blogger-search-keyword-get-javascript-from-url.html
http://upa-pc.blogspot.com/2015/02/blogger-search-keyword-get-javascript-from-url.html
ソースコード:
<form id="searchthis_searchpageonly" action="/search" method="get" style="display:none;"> <input type="text" name="q" style="width: 300px" title="検索" /> <a onclick="document.getElementById('searchthis_searchpageonly').submit();" title="このブログを検索" style="cursor: pointer;">検索!</a> </form> <script type="text/javascript"> <!-- (function () { // 検索ページの場合には、検索ボックスを表示する if (location.pathname == "/search") { var search_box = document.getElementById("searchthis_searchpageonly"); search_box.style.display = "inline-block"; // 検索キーワードを検索ボックスに設定 var search_word = Blogger_getSearchParameter(); if (search_word) { search_box.getElementsByTagName("input")[0].setAttribute("value", search_word); } } /* 検索ページの URL に含まれる検索キーワード(q=keyword の keyword部分)を デコードして返します 戻り値: デコードした検索キーワード URL に検索キーワードが含まれていない場合、null を返します */ function Blogger_getSearchParameter() { // URL のクエリ文字列から、エンコードされた検索キーワードを取得 var match_result = location.search.match(/[?&]q=([^&]*)/); if (match_result) { // 検索キーワードをデコードして返す // なお、form でデータを送信すると、単語同士を隔てる空白が + に変換されるため、 // デコード関数でデコードする前に、+ を半角スペースに変換している return decodeURIComponent(match_result[1].replace(/\+/g, " ")); } return null; } })(); //--> </script>
結果
Blogger の Navbar の検索ボックスを使用するなどして、検索ページへ移動すると、その時に検索したキーワードが既に入力された状態の検索ボックスが表示されています。Blogger : 検索ページ 検索したキーワードが入力された状態の検索ボックスが表示されている |
そのため、意図した検索結果が得られず、他の検索キーワードを試したい場合には、検索ボックスに入力されているキーワードに新しいキーワードを修正することや、入力されているキーワードの一部を修正するだけで、再検索可能です!
そのため、大幅に閲覧者の利便性を向上することが出来るでしょう!
ソースコード解説:
ソースコードの解説については、長くなるため、以下のページに記載しました。Blogger:コード解説:検索キーワードを自動でセット - 検索ページにのみ検索ボックスを表示(display:none方式)
http://upa-pc.blogspot.com/2015/02/blogger-search-box-in-search-page-auto-set-word-explain.html
まとめ
このように、JavaScript を使用して、検索キーワードを取得し、そのキーワードを事前に検索ボックスに入力した状態にすることで、ブログの利便性を向上することが出来ました。快適なブログを目指して、様々な改良を行っていきましょう!
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