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日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年2月3日火曜日

BloggerのURL構成:ブログ内の構造>検索ページ


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イントロダクション

Google のブログサービス「Blogger」でブログを公開している人が知っておきたいBloggerブログのURLの構成をまとめました。

また、Bloggerブログを閲覧している人も、この構成を知っておくと、よりBloggerブログを快適に、楽しく読むことが出来ると思います。


今回は、ブログ内の構造として、Blogger の検索ページについて記載します。

検索ページ

Bloggerブログの左上にある「Navbar」の検索ボックスを使用することで、ブログ内の投稿を検索することができます。

効率的ブログ執筆術:過去の記事は検索で探そう! - Dr.ウーパのコンピュータ備忘録
http://upa-pc.blogspot.jp/2015/01/blog-search-old-post.html


検索ページ の URL 構造は次のようになっています。

URL構造の例)検索キーワード「Blogger」の場合
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger


URLの構造は、ドメイン名の次に、以下の構造が続きます。

search?q=keyword

keyword : 検索キーワード


また、複数の検索キーワードを検索した場合には、検索ページ の URL 構造は次のようになっています。

URL構造の例)検索キーワード「Blogger Feed」の場合
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger+Feed


これは、Blogger と Feed という二つのキーワードを間にスペースを入れて検索したものです。

URL 構造上は、スペースの部分が + に置き換わっており、一つ目の検索語(Blogger)と二つ目の検索語(Feed)を連結しています。

検索ページの「次の投稿」、「過去の投稿」

検索した直後に表示されたページに表示しきれなかった投稿のリストは、検索ページ下部の「次の投稿」リンクをクリックすることで、更に投稿のリストを表示することができます。

また、次の投稿リストを表示した後に、前のページを表示したい場合には、「過去の投稿」のリンクをクリックすることで、それ以降の投稿のリストを表示することができます。

※ どうも「過去の投稿」という表記がしっくりきません。そこで、Blogger ブログの言語を「英語 (アメリカ合衆国) - ‪English (United States)‬」に設定して、検索ページの「次の投稿」、「過去の投稿」を見てみると、次の表記になっていました。

「次の投稿」:Next Posts
「過去の投稿」:Previous Posts

「過去の投稿」は、Previous Posts を日本語訳したものなので、過去の投稿というよりは、「前の投稿」という日本語訳で表記されていた方がしっくりくるでしょう。


URL 構造

ここでは、検索ページに表示される「次の投稿」、「過去の投稿」のリンク先URLについて、検索した直後に表示されたページを1ページ目として「次の投稿」リンクを押した回数別に、見てみることにします。

なお、以下のURL構造と表示される投稿の日付は、調査した時点(2015/2/3)のものです。新しい投稿を公開すると、URL構造と表示される記事の日付の範囲が変わってしまうため、異なっている可能性があります。

今回はキーワード「Blogger」について調査しました。

検索キーワード「Blogger」の場合
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger


なお、検索結果は、「関連性の高い順」/「日付順」の 2 通りの表示方法を選択することができます。(デフォルトは関連性の高い順)

そのため、それぞれについて、「次の投稿」・「過去の投稿」のリンク先URLを見てみることにします。

並び順:「関連性の高い順」
1ページ目(検索した直後に表示されたページ)
「次の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-04-24T21:30:00%2B09:00&max-results=20&start=20&by-date=false&token=省略

「過去の投稿」リンクに設定されているURL
リンク自体なし


2ページ目
の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-05-04T12:05:00%2B09:00&max-results=20&start=40&by-date=false&token=省略

過去の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-04-24T05:30:00-07:00&max-results=20&start=0&by-date=false


3ページ目
の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-08-04T19:23:00%2B09:00&max-results=20&start=60&by-date=false&token=省略

過去の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-05-03T20:05:00-07:00&max-results=20&start=20&by-date=false

※ クエリパラメータ taken については、データ量が多かったため省略しました。


以上を表にまとめると、次のようになります。
表示ページ 「次の投稿」リンクに設定されているURLの
クエリパラメータ
「過去の投稿」リンクに設定されているURLの
クエリパラメータ
1ページ目
(検索した直後に表示されたページ)
q=Blogger&
updated-max=2014-04-24T21:30:00%2B09:00&
max-results=20&
start=20&
by-date=false&
token=省略
リンク自体なし
2ページ目 q=Blogger&
updated-max=2014-05-04T12:05:00%2B09:00&
max-results=20&
start=40&
by-date=false&
token=省略
q=Blogger&
updated-max=2014-04-24T05:30:00-07:00&
max-results=20&
start=0&
by-date=false
3ページ目 q=Blogger&
updated-max=2014-08-04T19:23:00%2B09:00&
max-results=20&
start=60&
by-date=false&
token=省略
q=Blogger&
updated-max=2014-05-03T20:05:00-07:00&
max-results=20&
start=20&
by-date=false

以上のことから、次のことが分かります。

  • 「次の投稿」リンクでは、以下の 6 つのクエリパラメータが使用されている
    • q
    • updated-max
    • max-results
    • start
    • by-date
    • token
  • 「過去の投稿」リンクでは、以下の 5 つのクエリパラメータが使用されている
    • q
    • updated-max
    • max-results
    • start
    • by-date


並び順:「日付順」
1ページ目(検索した直後に表示されたページ)
ページのURL:
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&max-results=20&by-date=true

2015年1月28日(投稿の公開日時:2015-01-28T19:19:00+09:00) から 2014年11月11日(投稿の公開日時:2014-11-11T22:56:00+09:00) までの投稿が表示されています。

の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-11-11T22:56:00%2B09:00&max-results=20&start=20&by-date=true&token=省略

過去の投稿」リンクに設定されているURL
リンク自体なし


2ページ目
2014年11月10日(投稿の公開日時:2014-11-10T18:42:00+09:00) から 2014年6月11日(投稿の公開日時:2014-06-11T20:34:00+09:00) までの投稿が表示されています。

の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-06-11T20:34:00%2B09:00&max-results=20&start=40&by-date=true&token=省略

過去の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-11-11T05:56:00-08:00&max-results=20&start=0&by-date=true


3ページ目
2014年6月11日(投稿の公開日時:2014-06-11T19:24:00+09:00) から 2014年6月3日(投稿の公開日時:2014-06-03T19:24:00+09:00) までの投稿が表示されています。

の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-06-03T19:24:00%2B09:00&max-results=20&start=59&by-date=true

過去の投稿」リンクに設定されているURL
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger&updated-max=2014-06-11T04:34:00-07:00&max-results=20&start=20&by-date=true


※ クエリパラメータ taken については、データ量が多かったため省略しました。


以上を表にまとめると、次のようになります。
表示ページ 最も新しい投稿の
公開日時
最も古い投稿の
公開日時
「次の投稿」リンクに設定されているURLの
クエリパラメータ
「過去の投稿」リンクに設定されているURLの
クエリパラメータ
1ページ目
(検索した直後に表示されたページ)
2015-01-28T
19:19:00
+09:00
2014-11-11T
22:56:00
+09:00
q=Blogger&
updated-max=2014-11-11T22:56:00%2B09:00&
max-results=20&
start=20&
by-date=true&
token=省略
リンク自体なし
2ページ目 2014-11-10T
18:42:00
+09:00
2014-06-11T
20:34:00
+09:00
q=Blogger&
updated-max=2014-06-11T20:34:00%2B09:00&
max-results=20&
start=40&
by-date=true&
token=省略
q=Blogger&
updated-max=2014-11-11T05:56:00-08:00&
max-results=20&
start=0&
by-date=true
3ページ目 2014-06-11T
19:24:00
+09:00
2014-06-03T
19:24:00
+09:00
q=Blogger&
updated-max=2014-06-03T19:24:00%2B09:00&
max-results=20&
start=59&
by-date=true
q=Blogger&
updated-max=2014-06-11T04:34:00-07:00&
max-results=20&
start=20&
by-date=true

以上のことから、次のことが分かります。

  • 「次の投稿」リンクでは、以下の 6 つのクエリパラメータが使用されている
    • q
    • updated-max
    • max-results
    • start
    • by-date
    • token
  • 「過去の投稿」リンクでは、以下の 5 つのクエリパラメータが使用されている
    • q
    • updated-max
    • max-results
    • start
    • by-date
  • 「次の投稿」リンクでは、updated-maxにそのページの最も古い投稿の公開日時を指定することで、そのリンクをクリックして表示したページでは、今まで表示していたページの最も古い投稿の一つ古い投稿から表示を開始している
  • 「過去の投稿」リンクでは、updated-maxに前のページの最も古い投稿の公開日時を指定している。それだけだと、現在と同じページが表示されてしまうように思うが、同時に by-date に true が指定されていることと、start に値を指定していることで、投稿の表示範囲を制御しているのではないかと推測している。(実際に start の値を変更することで、投稿の表示範囲を変更できることを確認している。この start を変えると投稿の表示範囲を変更できるという動作は、「次の投稿」リンクや「関連性の高い順」、他のクエリパラメータによって投稿のリストを指定できるページ(メインページやブログアーカイブ、ラベルページ)では確認できなかったので、検索ページ(クエリパラメータに q パラメータが含まれていた場合)かつ日付順(by-date=true)の「過去の投稿」リンク(クエリパラメータに token パラメータが含まれていない場合)の場合のみ効果を発揮するものなのかもしれない。)

3 ページ目の「次の投稿」リンクに設定されているURLでは、クエリパラメータ token が消えていますが、4 ページ目、5ページ目の「次の投稿」リンクに設定されているURLでは、クエリパラメータ token は付与されていました。なぜ、3 ページ目の「次の投稿」リンクに設定されているURLでは、クエリパラメータ token が消えていたのかは不明です。(クエリパラメータ token が消えていても、期待通りの表示結果にはなっていました。)


検索ページの「次の投稿」、「過去の投稿」の URL 構造の違い
クエリパラメータ by-date によって、 「関連性の高い順」で表示するのか、「日付順」で表示するのかを制御していることがわかります。

「関連性の高い順」: by-date=false
「日付順」: by-date=true

なお、他のクエリパラメータによって投稿のリストを指定できるページ(メインページやブログアーカイブ、ラベルページ)では、by-date の値を変えても動作に変化は見られなかったので、検索ページのみ(クエリパラメータに q パラメータが含まれていた場合)効果を発揮するものなのかもしれません。


まとめ

以上の検索ページの URL 構造を表にまとめると次のようになります。

表:検索ページのURL構造
大分類 中分類 小分類 ドメイン名/ より後の
URL構造のサンプル
クエリパラメータ 備考
単語検索 関連性の高い順 個別ページ search?q=Blogger
  • q
単語検索 関連性の高い順 次の投稿 search?q=Blogger&updated-max=2014-05-04T12:05:00%2B09:00&max-results=20&start=40&by-date=false&token=省略
  • q
  • updated-max
  • max-results
  • start
  • by-date
  • token
単語検索 関連性の高い順 過去の投稿 search?q=Blogger&updated-max=2014-04-24T05:30:00-07:00&max-results=20&start=0&by-date=false
  • q
  • updated-max
  • max-results
  • start
  • by-date
単語検索 日付順 個別ページ search?q=Blogger&max-results=20&by-date=true
  • q
  • max-results
  • by-date
単語検索 日付順 次の投稿 search?q=Blogger&updated-max=2014-06-11T20:34:00%2B09:00&max-results=20&start=40&by-date=true&token=省略
  • q
  • updated-max
  • max-results
  • start
  • by-date
  • token
単語検索 日付順 過去の投稿 search?q=Blogger&updated-max=2014-11-11T05:56:00-08:00&max-results=20&start=0&by-date=true
  • q
  • updated-max
  • max-results
  • start
  • by-date
複数語検索 search?q=Blogger+Feed
  • q


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http://upa-pc.blogspot.com/2015/02/blogger-url-summary.html



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