イントロダクション
Google のブログサービス「Blogger」 にて画像をアップロードすると、その画像にアクセスするためには、次のような URL が与えられます。
例)次の画像の場合
画像
画像のURL
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR0EZ2VEQccPi8ZOloaWMSRv2WvAIlrI2smCJTNZcP2rgzPyB9ncFFWMdSCUF9uiOupNWBfytYcZyYKrQY-EcF11O8Y5e7KTrm1dCFmMr1TpxKLxffGfsvzTUCgQSnlPBZs6W_WSO1e-M/s1600/simple_eye_catch_1_1_0_TEST.png
※ (2017/6/18 追記) 少し前から、記事へ画像を挿入した場合には、https がデフォルトになっているようです。httpでもアクセスは可能のようです。
いくつかの Blogger にアップロードした画像ファイルの URL を見てみると、ある種の規則性があることが分かってきました。
Bloggerでアップロードした画像ファイルの、URLのパターン
いくつかの Blogger にアップロードした画像ファイルの URL を見てみると、次のような規則性があることが分かりました。画像のURL
http://[1].bp.blogspot.com/[2]/[3]/[4]/[5]/[6]/[7]
[1] : 1 文字の数字
[2] : 12 文字の半角英数記号
[3] : 11 文字の半角英数記号
[4] : 11 文字の半角英数記号
[5] : 11 文字の半角英数記号
[6] : 画像のサイズを指定する文字列 (s1600 など)
[7] : 画像のファイル名
※上記のパターンは、私が今まで見た中で把握しているものについてのパターンです。
特に、文字数や使われている文字の種類については、上記とは異なるパターンがあるかもしれません。
※ (2017/6/18 追記) [5]の文字数が増えているパターンを観測しました。
画像のサイズを指定する文字列について
Blogger でアップロードされた上記のような URL で取得できる画像では、[6] の部分で画像の大きさを指定すると、サーバ側でそのサイズに加工した画像を配信してくれるため、ネットワークを経由して転送するデータ量を抑えることができます。特に、あまり大きな画像サイズが必要ではない、サムネイルような画像では、"s72-c"(画像を縦:72px × 横:72px として、画像を正方形にカット) が指定されています。そのため、必要以上に大きなファイルをダウンロードする必要がありません。
画像のサイズを指定する文字列については、以下のページに詳しく記載しました。
Bloggerでアップロードした画像を、サーバから配信される画像のサイズを指定して表示する方法
http://upa-pc.blogspot.com/2015/04/blogger-image-url-change-size.html
画像のファイル名について
画像のファイル名は、基本的に自分のパソコンなどからアップロードした時のファイル名が使われています。そのため、第三者に見られて困るようなファイル名はつけてはなりません。
また、日本語の文字列が使われている画像ファイルについては、次のように % でエンコードされた文字列が使われています。
例)
元の日本語のファイル名 URLとして使われているファイル名
検索.png → %E6%A4%9C%E7%B4%A2.png
まとめ
このように、Blogger でアップロードしたファイルのURLにはある種の規則性があります。そして、その規則性を理解すると、任意のサイズに加工した画像ファイルをブログへ埋め込めるようになります。
特に、画像ファイルが大きすぎて、ダウンロードに時間がかかってしまっている画像ファイルがある場合には、一般的には元のファイルを画像編集ソフトなどで編集してファイルサイズを小さくする必要があります。
一方、Blogger でアップロードした画像では、元の画像ファイルを変更せずに、ダウンロードされるファイルサイズを減らすことが出来るという点は、とても便利です。
その他
Picasa (Webアルバム)やGoogle+関係などで、上記と同じようなフォーマットで画像のサイズが URL で指定できるものがあるようです。それらでは次のようなドメインで画像の URL が指定されています。
*.ggpht.com
*.googleusercontent.com
これらについては、現在調査中です。
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