最近気が付いたことなのですが、ドコモメール(ブラウザ版)を長時間立ち上げたままにしておくと、次の操作を行った時に次のダイアログが表示されます。
セッションがタイムアウトしました。再度ログインしてください。(cmbcss03) |
長時間ブラウザを立ち上げたままにしておくとセッションがタイムアウトになり、再度ログインが必要になるというのはセキュリティを担保する上では重要な施策です。ドコモメールというキャリアが提供する誰でもが使用するようなメールのセキュリティが十分に担保されていることは重要なことです。
そのこと自体には非常に賛成ですが、そのあとに再度ログインするプロセスがちょっと面倒です。
(1) OKを押しダイアログを閉じる
(2) ログアウト を押す
(3) ログイン を押す
(4) docomo ID入力 (人によっては省略可能)
(5) パスワード入力
(6) ログイン を押す
再度ログインするには、以上の 6 プロセスを得なければなりません。
ちょっと手順が多いですね。
せめてセッションタイムアウトのダイアログからログイン画面に飛べるようになっていると手順が 2 つ減って 4 プロセスになり、だいぶ楽になります。
ただ、セッションタイムアウトのダイアログの OK を押したときに自動的にログイン画面に遷移していいのかは別途検討が必要です。
その時に作業していた内容が再度ログインした時に表示されるのなら、そのような動作で良いのですが、作業していた内容が消えてしまうようであれば問題です。
試しにメール作成中に新しいタブでドコモメール(ブラウザ版)を開き、そのタブでドコモメール(ブラウザ版)からログアウトします。
こうして疑似的にセッションが切れた状態を作りだします。
その状態で、元のタブに戻りメールを保存しようとすると、「セッションがタイムアウトしました。再度ログインしてください。(cmbcss03)」というメッセージが表示され、メッセージを保存することも送信することもできなくなります。
セッションが切れているので、できないのは当然と言えましょう。
その後、ドコモメール(ブラウザ版)からログアウトしたタグで再度ログインします。
そして、メールを作成中のタブに戻り、メールを保存しようとすると、「認証に失敗しました。再度ログインしてください。(cmbcss04)」というメッセージが表示され、メッセージを保存することも送信することもできない状態は継続します。
セッションが切れた後、別セッションでログインし直したので当然と言えば当然です。
このことからわかるのは、メール作成中にうっかりセッションを切断してしまったら、作成中のメールは保存することも送信することもできないので、To, Cc, Bcc, タイトル, 本文をすべてログインし直したタブでメールを作成し直し、そこにコピーする必要があるということです。
というわけで、メール作成中に何らかの要因が切れた時に、「セッションがタイムアウトしました。再度ログインしてください。(cmbcss03)」ダイアログの OK で自動的にログイン画面に飛ばすのは作成中のデータを失ってしまうため、やってはならないことがわかります。
セッションが切れたときの再ログインの手順を減らすには、「セッションがタイムアウトしました。再度ログインしてください。(cmbcss03)」ダイアログに OK のほかに、ログイン画面へ移動するボタンを設置するのがベターな解決策のように感じます。
今回の事例からもわかるように、ドコモメール(ブラウザ版)はセキュリティを重視した設計になっているように感じます。
大事なデータを守るために、ドコモがいろいろな手を打っておいていてくれるというのは非常にありがたいことです。
今後も、インターネットを便利に、かつ安全に使用できるような環境が提供され続けることを期待します!
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