イントロダクション
リモートデスクトップ経由では、リモートデスクトップ先のICカードリーダライタを認識できないことが分かったため、e-tax におけるICカードリーダライタを使用する場面では、直接サブノートPC(VAIO:VPCY21AGJ)を操作することにしました。e-tax:リモートデスクトップ経由では、リモートデスクトップ先のICカードリーダライタを認識できない
http://upa-pc.blogspot.com/2015/03/e-tax-trouble-remote-desktop.html
さて、実際に e-tax では、何度かICカードリーダライタを使用する場面があります。
そのときに、電子証明書のパスワードを 5 回連続で間違えると、パスワードがロックされてしまいます。
そして今回、見事に 5 回連続でパスワードを間違えて、パスワードをロックしてしまいました。
e-tax時に、パスワードを5回間違えてロックされる
e-tax にて、住民基本台帳カードに収められている電子証明書を使用するときには、パスワードの入力が必要です。
その時には、次のメッセージが表示され、厳重に注意されます。
そして、5回連続でパスワード入力に失敗すると、次のエラーメッセージが表示されます。
e-tax:エラー内容表示 認証の制限回数を超えました。 このICカードは使用できなくなりましたので 電子証明書の発行を受けた市区町村等にお問い合わせください。 (黒塗りの部分にはエラー番号が記載されていますが、 特に黒塗りに意味はありません。) |
この状態になると、公的個人認証サービス利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)で自分の証明書を見ようとしても、ICカードがロックされているためエラーとなります。
公的個人認証サービス利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト) ICカードがロックされているため、自分の証明書を見ることができない |
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利用者証明書表示
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エラーが発生しました。
ICカードがロックされています。
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OK
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今回パスワードを 5 回連続で間違えた根本原因
今回パスワードを 5 回連続で間違えた根本原因は、そもそも公的個人認証サービスの電子証明書を発行するのを忘れていたためでした。
住民基本台帳カードの発行と、公的個人認証サービスの電子証明書の発行は別作業だということに気付かず、住民基本台帳カードの発行だけで、公的個人認証サービスの電子証明書も発行されるものだと思い込んでいました。
なお、国税庁の確定申告特集には、ちゃんと明記されているので私がその部分を思い込みによって見落としただけです。
なお、国税庁の確定申告特集には、ちゃんと明記されているので私がその部分を思い込みによって見落としただけです。
今回パスワードがロックされた後にいろいろと調べて、住民基本台帳カードと公的個人認証サービスの電子証明書は別物だと、はっきりと認知することが出来ました。
発行元の市区町村の窓口でロックを解除
ということで、市区町村の窓口が開いているときに、公的個人認証サービスの電子証明書のロックの解除と、公的個人認証サービスの電子証明書の発行を行ってきました。このようなトラブルもあるので、e-tax は直前には行わず、十分に期限よりも前に e-tax を済ませるのが良さそうです。
まとめ
公的個人認証サービスの電子証明書は、住民基本台帳カードの発行とは別に申請する必要があります。また、パスワードを5 回連続で間違えてロックされたら、市区町村の窓口で解除してもらう必要があるため、万が一の場合に市区町村の窓口へ出向けるよう、ある程度余裕を持って確定申告する必要があります。
そして、次回でやっと最後のトラブルです。
次回のトラブルを乗り越えて、e-tax を完了させることができました。
次回:
e-tax:電子証明書の登録・再登録時に、電子証明書の読み込みができない - 管理者権限の付与で解決http://upa-pc.blogspot.com/2015/03/e-tax-trouble-ie-admin.html
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