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日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年4月21日火曜日

Blogger:サイトフィードを「先頭のみ」とした場合の、atom/rssのFeedlyにおける表示の違い


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イントロダクション

Google のブログサービス「Blogger」では、サイトの更新情報を配信するためのサイトフィードについて、どの程度情報を次の中から選択することができます。

サイトの更新情報を配信するためのサイトフィードの配信設定
  • 完全
  • 追記の区切りまで
  • 先頭のみ
  • なし


少し前に、このブログのサイトフィードの配信を「先頭のみ」に変更してみました。
※ 現在(2015/4/21)は、「追記の区切りまで」に変更しています。


その時に、Feedly ではどのように見えるのか、チェックしてみました。


Blogger:サイトフィードを「先頭のみ」とした場合の、atom/rssのFeedlyにおける表示の違い


前提条件

Blogger では、Feed の URL にパラメータを付与することによって、Atom形式とRSS形式を切り替えることができます。

Atom 1.0 形式
http://upa-pc.blogspot.com/feeds/posts/default

RSS 2.0 形式
http://upa-pc.blogspot.com/feeds/posts/default?alt=rss


詳細は、以下のページを参照してください。


BloggerのフィードURL(RSS/Atom)についての貴重な情報が書かれているページまとめ
http://upa-pc.blogspot.com/2014/11/blogger-feed-document-summary.html
Dr.ウーパのコンピュータ備忘録


それらを、それぞれ Feedly に登録した時に、どのように見えるのでしょうか?
実際に、見てみましょう。


なお、最初に記載したとおり、Feed で配信するのは本文の「先頭のみ」です。


Feedly における見え方

Atom 1.0 形式

本文の先頭に画像(img)がない記事の場合:
Feedly における見え方 : Atom 1.0 形式 本文の先頭に画像(img)がない記事の場合
Feedly における見え方 : Atom 1.0 形式
本文の先頭に画像(img)がない記事の場合

 本文の先頭のみ、表示されます。


本文の先頭に画像(img)がある記事の場合:
Feedly における見え方 : Atom 1.0 形式 本文の先頭に画像(img)がある記事の場合
Feedly における見え方 : Atom 1.0 形式
本文の先頭に画像(img)がある記事の場合

 本文の先頭のみ、表示されます。


元データ(xml) : 本文の部分のみ抜粋
<summary type="text">


イントロダクション
(もやもやっと、頭の中にうっすら記憶がある)あの画像が使われていた Web ページを見たいのに、見つからないってことありますよね。


「Webサイトやブログ内のリンクをたどっても見つからないし、サイト内検索をしても見つからない!」

「ああ、頭の中にぼやっと、記事の中で使われていた画像のイメージがあるのに、あの記事はどこにあるんだろう!」


そんなお悩みを解決する方法の一つに、Google の画像検索にて、サイト内全体を対象として検索を実施する方法です。



注意点

全ての画像が見れるとは限らない
Webサイトやブログ内の全画像といっても、検索できるのは検索エンジンにインデックスされている画像だけです。

検索エンジンがインデックスしていない画像は検索できません。

画像がインデックスされていないのは、検索エンジン側の都合や、Webサイト・ブログの運営側</summary>


RSS 2.0 形式

本文の先頭に画像(img)がない記事の場合:
Feedly における見え方 : RSS 2.0 形式 本文の先頭に画像(img)がない記事の場合
Feedly における見え方 : RSS 2.0 形式
本文の先頭に画像(img)がない記事の場合

本文に何も表示されません。


本文の先頭に画像(img)がある記事の場合:
Feedly における見え方 : RSS 2.0 形式 本文の先頭に画像(img)がある記事の場合
Feedly における見え方 : RSS 2.0 形式
本文の先頭に画像(img)がある記事の場合

本文に画像のみ表示されています。


元データ(xml) : 本文の部分のみ抜粋
<atom:summary type="text">


イントロダクション
(もやもやっと、頭の中にうっすら記憶がある)あの画像が使われていた Web ページを見たいのに、見つからないってことありますよね。


「Webサイトやブログ内のリンクをたどっても見つからないし、サイト内検索をしても見つからない!」

「ああ、頭の中にぼやっと、記事の中で使われていた画像のイメージがあるのに、あの記事はどこにあるんだろう!」


そんなお悩みを解決する方法の一つに、Google の画像検索にて、サイト内全体を対象として検索を実施する方法です。



注意点

全ての画像が見れるとは限らない
Webサイトやブログ内の全画像といっても、検索できるのは検索エンジンにインデックスされている画像だけです。

検索エンジンがインデックスしていない画像は検索できません。

画像がインデックスされていないのは、検索エンジン側の都合や、Webサイト・ブログの運営側</atom:summary>


違いを考察

上記のように、Atom 1.0 形式 では、期待した通り、本文の先頭のみの文章が表示されています。

一方、RSS 2.0 形式 の場合には、期待した動作とは異なり、本文の文章が出力されていません。


Feed の xml の本文の部分を見てみると、Atom 1.0 形式 では、

<summary type="text">...</summary>

となっていますが、RSS 2.0 形式 では、

<atom:summary type="text">...</atom:summary>

となっています。

この違いによって、本文が表示されている(summaryタグ)場合と、本文が表示されていない(atom:summaryタグ)場合とが、分かれている可能性があります。


なお、Blogger のサイトフィードの配信を「先頭のみ」にすると、「完全」とは異なり、改行などのタグが出力されなくなる点に注意が必要です。

また、本文中に画像を表示するためのタグも見当たらないので、Feedly に表示されている画像は、Feed の本文以外の部分から取得しているように見えます。


まとめ

Blogger のサイトフィードの配信を「先頭のみ」にした場合には、Atom 1.0 形式では期待した動作になりましたが、RSS 2.0 形式期待した動作になりませんでした。

そのため、Blogger のサイトフィードの配信を「先頭のみ」にしている場合には、Atom 1.0 形式の Feed の URL を、Feedly に登録してもらうようにした方が良いかもしれません。




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