Excel の散布図を使うといろいろと面白いことができます。
今回は以前の円を応用して、家の距離感を視覚的に捉える図形を描いてみましょう。
散布図 - 円の応用 - 家の距離感を視覚的に捉える図形
家の距離感を視覚的に捉える図形を描く場合にはセルに次の数式を入力します。
B3 :
=RADIANS(A3)
C3:
=$I$2*SIN(B3)
D3 :
=$I$2*COS(B3)
E3 :
=$I$3*SIN(B3)
F3 :
=$I$3*COS(B3)
あとは度が360になるまでオートフィルでコピーすれば自動的に大小の円一周分のデータを作成できます。
その後、個別の地点のデータとともにグラフに系列を登録します。
データソースの選択
系列の編集
以上で次のような現在値からの距離を示した図形を作成できます。
現在値からの距離を示した図形
任意のデータのプロットの位置が中心からどのくらい離れているのか視覚的にわかりやすくするために円を使うことが出来そうですね。
ちなみに、先ほどのグラフから円を除くと次のようになります。
現在値からの距離を示した図形から円を除いた図形
円があることで距離感が分かりやすくなっていたことがはっきりとわかりますね。
サンプルのダウンロード:
excel_graph_circle_min_max_ver1_0_0_public.xlsx (59.0 KB (60,424 バイト))
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