イントロダクション
最近、Windows10のノートPCを使用していて悩まされていた現象がありました。それは、無線LANを使用して数百MB以上の比較的大きなファイルを、ネットワーク上のファイルサーバへ送信、または、ファイルサーバから受信しようとすると、途中で転送が止まってしまうという現象です。
そして、一度転送が止まってしまうと、Windowsを再起動しない限り、無線LANでネットワークにすらつながらなくなるという現象です。
今回、その現象が解決する方法がありましたので、メモとして記録したいと思います。
Windows10:無線LANで大きなファイルを送信・受信すると転送の途中で止まる-無線LANのドライバーのアップデートで解決!
現象との遭遇
初めてこの現象に気が付いたのは、数GBくらいのデータをノートPCからファイルサーバへ転送しようとした時でした。Windowsのエクスプローラーを使用して、コピー元のファイルをコピーし、ファイルサーバ上のフォルダで貼り付けを実施してコピーを開始しました。すると、おなじみのファイルをコピーしているときのウィンドウが表示されて、順調にコピーが行われていることが示されます。
そして、コピーが開始されて十数秒程度経過したときでしょうか。
いままで安定的に転送されていたデータが、突如送られなくなりました。
そして、その状態のまま待っていても、データの転送が一向に再開されません。
その状態で無線LANにつなぎなおしてみようにも、切断後、つなげようとするとエラーとなってしまうため、再びつなげることができませんでした。
そのときは、Windows の再起動を行ったところ、再び無線LANに接続できるようになりました。
しかし、再び無線LANで数GBくらいのデータをノートPCからファイルサーバへ転送しようとしたところ、同様の問題が発生して転送できませんでした。
結局、有線LANを使用して、データを転送することにしました。
その後も、この現象にはたびたび遭遇しました。
そこからわかったことは、小さな数MB程度のデータならば問題なく転送できますが、数十MB以上のデータを転送しようとすると、確実に途中で転送が止まってしまうということでした。
解決策の発見
当時、いろいろと調べてみましたが、発生原因を突き止めることができませんでした。そのため、そういうものだとあきらめて使っていました。
その後、ふと、無線LANのドライバーをアップデートしてみました。
(デバイスマネージャーから無線LANのデバイスのプロパティを表示し、「ドライバー」タブの「ドライバーの更新」にてドライバーの更新を実施しました。)
すると、その後は、無線LANを経由して数十MB以上のデータを転送しようとしても、途中で止まることなく、安定してデータを送信することができるようになりました。
このことから、ノートPCに最初にインストールされていた無線LANのドライバーに、そのような問題があったことが考えられます。
まとめ
Windows10のノートPCにて、無線LANで大きなファイルを送信・受信すると転送の途中で止まるという現象に遭遇しました。最終的に無線LANのドライバーのアップデートで解決しました。
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