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日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年8月5日火曜日

SSDの次なる未来:相変化メモリ型SSDのプロトタイプをHGSTが開発したようです


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現在の SSD でも十分なくらい早いと思っていましたが、更に高速になる技術を使ったプロトタイプをHGSTが開発したようです。

HGST、SSDで世界最速となる300万IOPSを記録 〜相変化メモリ採用 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140805_660946.html


記事によると、この SSD は従来の NANDフラッシュメモリを使用したものではなく、相変化メモリを使用したものとのこと。

スペックは次のようなものとのこと。

512byteのランダムリード(Queued環境):300万IOPS
ランダムリードレイテンシ(Non-Queued環境):1.5μs


今私が使っている Intel SSD 520シリーズ 180GB モデル(*1)では、

ランダム・リード (8GB スパン) :5万 IOPS
レイテンシー - リード:80 µs

ですから、圧倒的な速さです。

*1:
ARK | Intel® SSD 520 Series (180GB, 2.5in SATA 6Gb/s, 25nm, MLC)
http://ark.intel.com/ja/products/66249/Intel-SSD-520-Series-180GB-2_5in-SATA-6Gbs-25nm-MLC


この記事にはありませんが、相変化メモリの特徴として、フラッシュメモリと比べて書き換え寿命が長いというメリットがあるようです。(*2)

*2:
相変化メモリとは 【 PRAM 】 【 Phase Change RAM 】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
http://e-words.jp/w/E79BB8E5A489E58C96E383A1E383A2E383AA.html


製品化されて世間に出回る日が楽しみです!!


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