イントロダクション
Windows では、コンピュータの電力消費にかかわる設定を[コントロールパネル]の[電源オプション]にて設定できます。コントロールパネル > 電源オプション コンピュータの電力消費や電源にかかわる各種設定を変更できる |
そこでは、ディスプレイの電源を切る時間の指定や、コンピュータがスリープ状態になる時間を変更といった項目を設定・確認できます。
ディスプレイの電源を切る時間を 1 分に設定、しかし・・・
前提となる環境
さて、私の場合、ノートパソコンに 2 台の 23 型のディスプレイを接続して作業を行っています。
メインディスプレイRDT234WX-S(BK)
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―――→
| →→ |
サブディスプレイ
RDT233WLM-S(BK) | |||||
HDMI接続 ↑
| |
HDMI接続 ↑
| | |||||||
メインノートPC
VAIO パーソナルコンピューター type F VGN-FW92DS
| USB接続 ―→ |
HDMIポート搭載 USB2.0用 ディスプレイ増設アダプター
GX-HDMI/U2
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図:私の作業環境(2)より抜粋
具体的な環境はこちら:
私の作業環境(2) - Dr.ウーパのコンピュータ備忘録
http://upa-pc.blogspot.jp/2014/05/env2.html
http://upa-pc.blogspot.jp/2014/05/env2.html
可能ならば、何もしなくても、自動的にディスプレイの電源のオン・オフを行いたいものです。
そこで着目したのが、電源オプションで設定できる[ディスプレイの電源を切る時間]です。
元々の設定
今までは、この時間を 15 分に設定していました。コントロールパネル > 電源オプション > プラン設定の編集 ディスプレイの電源を切る:15 分 |
しかし、15 分ではちょっとした用事で席を外した場合には、ディスプレイの電源が切れる前に(15 分立つ前に)席に戻ってくることもちょくちょくありました。
最短時間を設定
そこで、思い切って設定できる最短時間である 1 分に設定してみました。コントロールパネル > 電源オプション > プラン設定の編集 ディスプレイの電源を切る:1 分 |
さて、実際にディスプレイの電源を切る時間を 1 分にして使ってみたところ、流石に短すぎました。
パソコンの前に座って作業をしていたとしても、文章を注視していたり、少し考えたりしていると、すぐにディスプレイの電源が切れてしまいます。
一度ディスプレイの電源が自動的に切れると、直ぐにマウスを動かしたりしてディスプレイの電源を付けたとしても、再び着くまでに数秒の時間が必要です。
流石にこれでは作業に支障が出てしまいます。
今のところ問題なく使えている現在の設定
そこで、今現在はディスプレイの電源を切る時間を 5 分に設定して使用しています。コントロールパネル > 電源オプション > プラン設定の編集 ディスプレイの電源を切る:5 分 |
とりあえず、今のところはこの設定で不都合(パソコンの前に座っているのに、ディスプレイの電源が自動的に切れる)なく使用できています。
このディスプレイの電源を切る時間は、上記の[電源オプション>プラン設定の編集]画面では、「1 分、2 分、3 分、5 分、10 分、15 分、20 分、25 分、・・・」と飛び飛びの時間間隔でしか指定できませんが、「詳細設定」では 1 分間隔で時間を指定することができます。
電源オプションの詳細設定は、[電源オプション>プラン設定の編集]画面の左下にある「詳細な電源設定の変更」をクリックすると表示することができます。
コントロールパネル > 電源オプション > プラン設定の編集 ここで設定できるディスプレイの電源を切る時間は 飛び飛びの時間間隔となる |
電源オプション > 詳細設定 ディスプレイの電源を切る時間を 1 分間隔で指定できる |
なお、今現在はディスプレイの電源を切る時間を 5 分に設定していますが、今後作業に支障が出ない範囲でより短い時間も試してみようと思っています。
また、作業によってはより長い時間を設定する必要が出てくるかもしれません。
(長時間資料を眺める、動画を見る等)
その場合にはディスプレイの電源を切る時間を長くしないと支障が出ると思いますが、あらかじめそのような用途に応じた電源プランを作成しておけば、タスクトレイアイコンから手軽に電源オプションの設定を変更できるため、便利です。
電源プランの変更 あらかじめ設定しておいた電源プランを 手軽に切り替えることができる タスクトレイの[電源]アイコンを左クリックすることで 表示することができる |
更にディスプレイの電力消費の無駄を省くために
ディスプレイの電源を切る時間の指定では、指定時間パソコンを操作しなかった場合にはディスプレイの電源を自動的にオフにしてくれます。このディスプレイの電源を自動的にオフにする時間を短くすることで、ディスプレイの電力消費の無駄を省くことに成功しました。
しかしながら、これから明らかに長期間席を外すというときに、指定時間(最低1分以上)ディスプレイがつけっぱなしになるのも、電気が勿体ないものです。
そこで、導入を検討したいものが、今すぐにでもディスプレイの電源をオフにするソフトウェアです。
インターネット上を検索したところ、そのような機能を持つソフトウェアがいろいろあるようなので、調査したうえで導入を検討したいと思います。
まとめ
- Windows では、[電源オプション]にて、ディスプレイの電源を切る時間を設定できます。
- 節電のため、ディスプレイの電源を切る時間を最短の 1 分にしてみたところ、作業に支障が出る状況になりましたが、5 分にしたところ今のところ作業に影響は出ていません。
- あらかじめ用途に応じたディスプレイの電源を切る時間を設定した電源プランを複数用意しておけば、必要に応じて手軽にディスプレイの電源を切る時間を変更できるため便利です。
- ソフトウェアを導入することで、直ぐにディスプレイの電源を切る方法もあります。
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