イントロダクション
(もやもやっと、頭の中にうっすら記憶がある)あの画像が使われていた Web ページを見たいのに、見つからないってことありますよね。「Webサイトやブログ内のリンクをたどっても見つからないし、サイト内検索をしても見つからない!」
「ああ、頭の中にぼやっと、記事の中で使われていた画像のイメージがあるのに、あの記事はどこにあるんだろう!」
そんなお悩みを解決する方法の一つに、Google の画像検索にて、サイト内全体を対象として検索を実施する方法です。
注意点
全ての画像が見れるとは限らない
Webサイトやブログ内の全画像といっても、検索できるのは検索エンジンにインデックスされている画像だけです。検索エンジンがインデックスしていない画像は検索できません。
画像がインデックスされていないのは、検索エンジン側の都合や、Webサイト・ブログの運営側の都合などがあります。
そのため、すべてのWebサイトやブログ内の画像が表示されない可能性があります。
見たくない画像が表示される恐れ
特にこの点に注意してください。Webサイトやブログによっては、閲覧注意な画像を収録している可能性があります。
(見ることによって精神的なショックを受ける画像など)
Webサイトやブログ内からアクセスする場合には、事前に閲覧注意等のアナウンスが行われる場合もありますが、画像検索でWebサイト・ブログ内の全画像を列挙すると、そのようなアナウンスが無く、画像が表示される恐れがあります。
検索前に「セーフサーチ」をオンにすることによって、その危険性は軽減される可能性がありますが、100% 防げるわけではありません。
そのため、100% 安全な画像しかないというWebサイトやブログ以外では、この方法は使用しない方が良いでしょう。
検索技術:ブログ・サイト内の全画像を列挙して、画像から記事を探す方法
まずは、Google 画像検索にアクセスします。そして、検索キーワードとして、次のように記載します。
Google 画像検索の検索キーワード:
site:(全画像を列挙したい検索対象のブログ・サイトのURL)
(全画像を列挙したい検索対象のブログ・サイトのURL)の部分に、実際に全画像を列挙したい検索対象のブログ・サイトのURLを記載してください。
例えば、このブログ内の全画像を検索したい場合には、次のように記載します。
Google 画像検索の検索キーワード:
site:http://upa-pc.blogspot.com/
すると、そのブログ・Web サイト内のページにはられている画像がサムネイルとして列挙されます。
検索結果の絞り込み
長く運用されているWebサイトやブログでは、画像の数が数百~数千、もしくはそれ以上ある場合があります。その場合には、キーワードを付与して、検索結果の絞り込みを実施します。
検索キーワードとして、次のように記載します。
Google 画像検索の検索キーワード:
(検索キーワード) site:(全画像を列挙したい検索対象のブログ・サイトのURL)
例えば、このブログ内の Blogger に関連する、全画像を検索したい場合には、次のように記載します。
Google 画像検索の検索キーワード:
Blogger site:http://upa-pc.blogspot.com/
すると、そのブログ・Web サイト内のページにはられている Blogger に関連する画像がサムネイルとして列挙されます。
なお、試してみたところ、「(検索キーワード)」と「site:(全画像を列挙したい検索対象のブログ・サイトのURL)」の順序が逆だと、上手く検索できませんでした。
(検索結果として何も表示されませんでした。)
他にも、様々な検索オプションがあるので、それらを使用することで、より目的の画像と、その画像が使われている Web ページを見つけやすくなります。
キーワードの使い方がわからない時には、専用ページが便利!
なお、上記では自分自身でキーワードの並び順や、検索オプションを指定しましたが、「Google 画像検索オプション」の専用ページを使用すれば、そんなことをわざわざ覚える必要が無いので便利です。
Google 画像検索オプション
https://www.google.co.jp/advanced_image_search
https://www.google.co.jp/advanced_image_search
「サイトまたはドメイン」の項目に、全画像を列挙したい検索対象のブログ・サイトのURLを入力します。
必要であれば、絞り込みのための様々な条件を入力します。
まとめ
ブログ・サイト内の全画像を列挙して、画像から記事を探すには、Google 画像検索を使うのが便利です。しかし、全ての画像が見れない可能性があることと、特に閲覧注意な画像が表示される恐れには注意が必要です。
上手に活用していきたいところです。
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