ウィキペディアによると、次のように説明されています。
引用ここから
仮想デスクトップは、コンピュータに接続された1つの物理的なディスプレイに対し、独立した複数の仮想的なデスクトップ環境、あるいはディスプレイの表示領域より広い連続したデスクトップ空間の提供を行う。ユーザはウィンドウ、またはアプリケーションごとに、どの仮想デスクトップに表示するかを指定することができる。引用ここまで
仮想デスクトップ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97
なかなか言葉だけだとイメージをつかみにくいと思います。
実際に図を使って、通常の Windows パソコンと仮想デスクトップを利用した Windows パソコンの違いを見てみましょう。
通常の Windows パソコン
通常の Windows パソコンでは、1つのディスプレイには1つのデスクトップが対応していて、そこにユーザが開いたすべてのウィンドウが表示されます。
つまり。通常の Windows パソコンでは、デスクトップがそのままディスプレイに表示されます。デスクトップで開いたウィンドウが全てディスプレイに表示されます。
つまり。通常の Windows パソコンでは、デスクトップがそのままディスプレイに表示されます。デスクトップで開いたウィンドウが全てディスプレイに表示されます。
ディスプレイ
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デスクトップ
仮想デスクトップを利用した Windows パソコン
仮想デスクトップの場合、1つのディスプレイには複数のデスクトップが対応していて、各デスクトップごとにユーザが開いたウィンドウが表示されます。
つまり、デスクトップを切り替えると、いままでそこに表示されていたウィンドウは非表示になり、切り替えた先のデスクトップで開いたウィンドウが表示されるようになります。
つまり、デスクトップを切り替えると、いままでそこに表示されていたウィンドウは非表示になり、切り替えた先のデスクトップで開いたウィンドウが表示されるようになります。
デスクトップ1をディスプレイに表示している場合
デスクトップ2をディスプレイに表示している場合
このように、あたかも複数のデスクトップが1つのディスプレイに対して存在しているように見せるのが仮想デスクトップです。
仮想デスクトップのメリット
仮想デスクトップを使うことで以下のメリットがあります。- ソフトウェアのウィンドウは、そのソフトウェアを起動したデスクトップでのみ表示されるため、デスクトップごとに使用するソフトウェアを分別することで、たくさんのウィンドウで画面がごちゃごちゃするのを防ぐことができる。
- 作業中に気を紛らわせるようなゲームやチャットなどのソフトウェアを、作業用のデスクトップとは別のデスクトップで開くことで、作業中に気を紛らわせることなく作業に集中できる。
- 作業の目的ごとにデスクトップを分けることで、作業に必要のないウィンドウを誤って操作してしまったり、目的のウィンドウを探す手間を省くことができる。
このようにさまざまなメリットのある仮想デスクトップですが、その反面パソコンの上級者向けとも思えるような様々な制限があります。
今後はそのような制限とともに、実際に仮想デスクトップソフトウェアを使用する方法を紹介していきたいと思います。
仮想デスクトップについての記事一覧
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