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Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2012年12月2日日曜日

カリカリうるさい!外付けHDDの騒音がうるさい時に試したい2つのこと

ハードディスクは意外とうるさい

ハードディスクドライブ(HDD)からの騒音に、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
なにをかくそう、私自身も、HDD からの騒音に悩まされていた人の一人です。


気軽にテレビ番組をHDDに録画できる反面、HDDの動作音が生活の中に浸透する

現在では、テレビ番組の録画と言ったらHDDは欠かせないものになりました。

テレビ番組を内蔵HDDや外付けHDDに録画するハードディスクレコーダーをはじめ、内蔵のHDDや外付けHDDにテレビ番組を録画できる機能を持ったパソコンや、テレビに外付けHDDをつなぐだけで、テレビ番組をそのHDDに録画できる機能を備えたテレビすら発売されています。


このように、気軽にテレビ番組をHDDに録画できるようになり、テレビ番組を録画することに対する敷居が大きく下がりました。

その結果、見たいテレビ番組を手軽に録画し、その録画したテレビ番組を見たいときにいつでも見られるようになり、利用者の利便性は大きく向上しました。


その反面、HDD 特有の問題が利用者を悩ますようになりました。
それは、HDD が発する動作音です。


深夜に外付けHDDから発せられる騒音は大きなストレス

特に、深夜の番組を録画するために設置した外付けHDDから発せられる駆動音に、イライラさせられている人は多いのではないでしょうか。

うるさいハードディスクドライブ(HDD)  データを記録している磁気ディスクのぶーんという回転音や 磁気ディスクに記録されているデータを読み出すヘッドの移動するカリカリという移動音がする  特に周りが寝静まり、静かな夜中は入眠を妨げられて、 イライラさせられてしまう
うるさいハードディスクドライブ(HDD)

データを記録している磁気ディスクのぶーんという回転音や
磁気ディスクに記録されているデータを読み出すヘッドの移動するカリカリという移動音がする

特に周りが寝静まり、静かな夜中は入眠を妨げられて、
イライラさせられてしまう


現代はハードディスクの騒音との戦いの時代

私は、録画機能付きテレビに接続した外付けHDDにテレビ番組を録画しています。

特に、深夜に録画したい番組があるので、その時間になったら外付けHDDに番組が録画されるように設定しているのですが、録画が開始されると外付けHDDの磁気ディスクのぶーんという回転音ヘッドのカリカリという移動音がし出します。


深夜だと他に音が無いので、昼間だと気にならないような小さな音でも気になってイライラしてしまうわけです。

私の場合、正直その騒音がとても気になってしまい、なかなか眠りにつけないという状況になっていました。


一般的に、一人暮らしをしている場合や、個人用のテレビ番組録画用の機器がある場合、寝室に外付けHDD を置いているケースが多いのではないでしょうか。

私の場合も、部屋の中に外付けHDDがあり、部屋の外に持っていくことはできない状況でした。


そのため、何とかその騒音を抑えることはできないかと、いろいろな試行錯誤を重ねました。


その中で分かったことについて、ここでは簡単に騒音の無い快適な生活を送るための2つのメソッドを皆さんにお伝えします!


外付けハードディスクドライブ(HDD)の騒音がうるさい時に試したい2つのこと

(1) 外付けHDDの下に衝撃吸収材をおこう!

外付けHDDとその設置面の間に衝撃を吸収できる材料(梱包材やゴム、布など)を置くと、外付けHDDから発せられる騒音を抑えることができます。


わたしの場合、外付けHDDを横置きし、梱包材(気泡緩衝材:よく”ぷちぷち”と言われるもの)を下に敷いて、外付けHDDから伝わる振動を軽減しています。

但し、熱が籠らないように外付けHDDと振動吸収材の間に、熱伝導性の良い材料を挟んだ方が良いでしょう。


(2) 外付けHDDを遠ざけよう!

音は距離に応じて減衰しますから、騒音の発生源と生活圏を遠ざければいいわけです。そのために必要なのが、USB延長ケーブルでしょう。


わたしは以下の5mのUSB延長ケーブルを購入しました。

エレコム U2C-JE50BK [エコUSB2.0延長ケーブル A-Aメスタイプ 5m ブラック]



わたしはこの延長ケーブルを、テレビと録画用外付けHDDの間を接続するために使用しました。


まとめ

この2メソッドを実践するだけで、場合によってはほぼ騒音を感じなくなるレベルまで騒音レベルを抑えられるでしょう!


これで騒音レスの快適な生活を手に入れましょう!


番外編:ソリッドステートドライブ(SSD) という新しい選択肢(2015/1/25 追記)

数年前までは選択肢にすらありませんでしたが、ソリッドステートドライブ(SSD)の大容量化が進んだ現代では、ハードディスクドライブ(HDD)の代わりに、SSD を使うという選択肢があります。

HDD とは異なり、SSD の場合は機械的に動作する部品(HDDでいう回転する磁気ディスクや移動するヘッド)が無く、すべて電気的な動きで完結するため、原理的に動作音はしません


まだ HDD よりは高価ですが、大容量の外付け SSD も登場しており、今後の更なる大容量化と低価格化に期待が持てそうです。





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