序章
この記事は「そうだ!Bloggerの記事に目次を付けよう!」から始まる一連の「Bloggerの記事に目次をJavaScriptで自動的に付与する」シリーズの構成記事です。(2nd シリーズ)記事一覧は「Bloggerの記事に目次をJavaScriptで自動的に付与する - サポートページ」よりどうぞ。
2nd シリーズでは、1st シリーズで作成した目次機能に基本的な機能追加を行います。
今回の目的
2nd シリーズ第3回目の今回は以下の機能を実装します。目次のテキスト内にタグがあった場合に、タグをそのまま使うのか・タグを削除するのかを変数で制御できるようにする
今回の機能実装のポイント
今までの機能実装方法
今までの実装方法では、目次として使用する見出し要素(h1~h6)のタグ内に別のタグがあった場合には、そのままそのタグも目次に使用されていました。
html_item += "<div id=\"auto-generated-index_content_h" + level + "\"><a href=\"#" + obj.childNodes[i].id + "\">" + obj.childNodes[i].innerHTML + "</a></div>\r\n";
そのため、場合によっては意図しない装飾が目次に反映されていました。
今回は、変数によって、見出し要素内のタグをそのまま残すのか、削除するのかを制御します。
改良後の機能実装方法
以下のように、変数(use_headline_htmlTag)によって、見出し要素内のタグをそのまま残すのか、削除するのかを制御できるようにしました。/* 見出し内のタグを削除して目次として使用するかどうか */ var use_headline_htmlTag = false;
/* 見出しの内容 */ var headline = obj.childNodes[i].innerHTML; if (!use_headline_htmlTag) { /* 見出し内の HTMLタグを使用しない場合には、HTML タグを削除する */ headline = headline.replace(/<[^>]*>/g, ""); } html_item += "<div id=\"auto-generated-index_content_h" + level + "\"><a href=\"#" + obj.childNodes[i].id + "\">" + headline + "</a></div>\r\n";
use_headline_htmlTagが true の場合には、見出し内の HTML タグはそのまま目次に使用されます。
use_headline_htmlTagが false の場合には、見出し内の HTMLタグは正規表現により空白に全て置換されます。
String.replace - JavaScript | MDN
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/replace
正規表現による文字列置換 String.replace(); - JavaScript スタイルシートサンプル集
http://javascript123.seesaa.net/article/141315325.html
次回は「目次タイトルの名前を変数で与える」機能追加を行います。
「Bloggerの記事に目次をJavaScriptで自動的に付与する」シリーズ 記事一覧へ
コメントを投稿 (ここをクリックしてコメント投稿フォームを表示)
コメント投稿機能について