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Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年4月3日木曜日

LinkStationを使ってLAN内Webサーバを作ってみました - HTML ファイル編

Buffalo から発売されたネットワーク接続ストレージ(NAS)である「LinkStation」には、内部に保存したファイルをWebサーバの機能を使用して、ネットワーク上に公開する機能がある製品もあります。

リンクステーション ネットワーク対応HDD 高速モデル : LS-VLシリーズ | BUFFALO バッファロー
http://buffalo.jp/product/hdd/network/ls-vl/


今回はこの機能を使用して、LAN内にWebサーバを立ち上げてみました。
(このWebサーバを外部に公開することは不可能ではないのですが、セキュリティを担保することを考えると、気軽に外部に公開することは控えた方が良いでしょう。)


まずは、LinkStation の Web サーバ機能を使用して、簡単な html ファイルを表示させてみました。

1.LinkStation の管理画面から「ネットワーク」→「Webサーバー」にアクセスし、「Webサーバー機能」を「使用する」にチェックを入れる。
2.Webサーバー公開フォルダーに公開するフォルダを指定する。
 (LAN内部とはいえ、情報を共有するフォルダなので、新規に作成した空のフォルダを指定するのが良いでしょう。)

LinkStation の Web サーバの設定画面


これで、LinkStation は Web サーバとしての動作を開始しました。


次に、Web サーバで公開するファイルを作成します。

先ほどの Webサーバー公開フォルダーに指定したフォルダを見てみると、以下のフォルダが作成されています。

  • cgi-bin
  • htdocs
  • log


html ファイルは、htdocs フォルダ内に設置します。
たとえば、トップページとして表示したい html ファイル「index.html」を作成し、htdocs フォルダ内に設置します。


これで、表示したい html ファイルを LinkStation の Web サーバを使用して、表示できる状態になりました。

あとは、ブラウザを使用して、LAN 内の LinkStation の Web サーバのアドレスとポート番号にアクセスすれば 表示したい html ファイルを表示することができます。

Internet Explorer を使用して、LinkStation の Web サーバにアクセス


この機能を使用すれば、企業内や家庭内で共有したい情報がある場合には、Webページとして情報を表示して共有することができます。


※本内容はネットワークの知識がある人向けに記載しています。
※ネットワークの構成によっては、セキュリティの脅威を発生させる可能性があるため、本内容を参考にする上では、セキュリティに十分配慮してください。

※LinkStation には、Webサーバ機能を持つシリーズと持たないシリーズがあります。Webサーバ機能を利用したい場合には、購入するシリーズがWebサーバ機能をサポートしているかどうか事前にご確認ください。

参考文献

Web/データベースサーバーを使いたい
http://buffalo.jp/download/manual/html/lsvl/k_webserver.html



次回:
→ LinkStationを使ってLAN内Webサーバを作ってみました - CGI(Perl) ファイル編





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