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Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年5月19日火曜日

検索とキュレーションにおけるコンテンツに対する需要の違いに対する現時点での私見をまとめる

イントロダクション

インターネット上のコンテンツに対する需要は、そのコンテンツにアクセスしたときの方法によって大きく異なるのではないかと考えています。

そこで、検索サービスによってコンテンツにアクセスした場合と、キュレーションサービスによってコンテンツにアクセス場合の違いについて、私の行動をまとめてみました。


ここでは主に、検索サービスとキュレーションサービスについては、

検索サービス:Yahoo! 検索、Google 検索 ...等
キュレーションサービス:Gunosy, はてなブックマーク, 各種ニュースサイト(Yahoo! ニュース等)...等

を想定しています。

検索とキュレーションにおけるコンテンツに対する需要の違いに対する現時点での私見をまとめる

私の場合、検索サービスによってコンテンツを見つけた場合と、各種キュレーションサービスによってコンテンツを見つけた場合には、次のような行動の違いがありました。

検索サービスによってコンテンツを見つけた場合

私の場合、検索によって求めていた情報かどうかという点と、目に入った情報の内容に応じて、次のような行動をとります。

  • 自分自身が探していた内容の場合には、自分自身が探していた内容を見つけられるまでコンテンツを読む
  • 自分自身が探していた内容が含まれていないとページタイトルや本文の要約から判断した場合には、そのページは開かない
  • 自分自身が探していた内容ではないが、ページタイトルや本文の要約が目に入った時に興味をそそられる内容だったり、重要そうな内容だったりした場合には、そのコンテンツを読む(このパターンはあまりない。この時の行動は、「各種キュレーションサービスによってコンテンツを見つけた場合」に近いものとなる。)


また、検索サービスによってコンテンツを見つける場合には、以下の行動目的があります。

  • いかに素早く目的のコンテンツを発見できるか


検索によってコンテンツを探す場合には、検索する目的を持ってコンテンツを探しています。

能動的であり、コンテンツを探す意欲が高い状態です。
従って、検索によって発見したコンテンツの内容が多少難解であったり、長文である場合でも、自分自身が求めていた内容である限り、その文章を読んで理解しようとします。

また、文章を読んでいる最中に”検索目的”を果たした場合には、コンテンツを最後まで読まないこともあります。例えば、ソフトウェアのプログラミングをしているときに、ある機能の使い方を知りたい場合には、その機能の使い方さえわかれば、その他の情報は見ないこともあります。


各種キュレーションサービスによってコンテンツを見つけた場合

私の場合、コンテンツに対する自分自身の興味と、情報の重要度に応じて、次のような行動をとります。

  • 自分自身の興味のあるコンテンツであり、読まないと自分自身にとって不利益のありそうなコンテンツの場合には、内容を最後まで読み込む
  • 自分自身の興味のあるコンテンツであるが、内容がすぐに把握できないものは、冒頭だけ読んでブックマークする(ブックマークをあとから見返すことはあまりない)
  • 自分自身の興味のないコンテンツであるが、読まないと自分自身にとって不利益のありそうなコンテンツの場合には、内容を最後まで読み込むか、ブックマークをする(ブックマークをあとから見返すことはあまりない)
  • 自分自身の興味のないコンテンツであり、記事のタイトルで自分にとって不要と思われるコンテンツは見ない


また、キュレーションサービスによってコンテンツを見つける場合には、以下の行動目的があります。

  • 新しい情報を把握したい
  • 話題になっている情報を把握したい
  • 検索エンジンではたどり着けない情報を把握したい
  • 気分転換をしたい
  • 面白い情報を発見したい
  • 暇つぶしをしたい


キュレーションサービスによってコンテンツを探す場合には、自分自身が欲しい情報に対して明確な目的を持たずにコンテンツを探しています。ただし、欲しい情報に対して明確な目的(この単語を調べたい、この機能を調べたいというような、はっきりした目的)は持っていませんが、自分自身が興味のあるジャンルについての情報を見つけたい場合や、暇な時間を消費することや、面白そうな情報を見つけたいといった行動面での目的は持っています。

受動的であり、コンテンツを探す意欲は検索と比べると低い状態です。
従って、キュレーションサービスによって提供されたコンテンツの内容が、多少難解であったり、長文である場合には、よほどその情報に対して強い興味や、読む必然性が無いときには、内容をあまり読まずにブックマークだけ行って、そのコンテンツの読み込みを終了します。

ただし、その情報があったことは認識しているので、あとでそのコンテンツの内容が必要になった場合には、検索によってそのコンテンツを探すことがあります。(ブックマークから探すこともありますが、検索エンジンによってコンテンツを探す場合に比べて、ブックマークの検索は面倒なため、手軽な検索エンジンを使うことが多いです。また、情報を探す目的が、その特定ページのコンテンツではなく、汎用的なものの場合には、以前ブックマークしたページよりも優れた情報がある可能性を考慮して、検索エンジンによって情報を探します。)


まとめ

私の場合、検索サービスによってコンテンツを見つけた場合と、各種キュレーションサービスによってコンテンツを見つけた場合には、その時の行動に大きな違いが見られました。

ただし、すべての人が同じ行動をするとは限りません。
このあたりについて、引き続き、知見の蓄積を行っていきます。






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