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パソコンを使っていると、”タブコントロール”というものを目にすることがあります。Windows - タブコントロール 標準で用意されているGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の一つ |
タブコントロールは、Windows などのパソコン用 OS にて、標準で用意されているGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の一つです。
TabControl コントロールの概要 (Windows フォーム)
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/3khbf7zd(v=vs.110).aspx
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/3khbf7zd(v=vs.110).aspx
タブコントロールはとても便利!何故便利なのか?
便利な点1 情報をグループ化して整理できる
情報がグループ化されていると、内容を認識するのに便利です。便利な点2 情報のグループを簡単に把握できる
タブコントロールのタブを見ることで、どんな情報のグループがあるのか一目瞭然です。便利な点3 狭い領域でも、多くの情報を提供できる
タブコントロールの各タブの中身を全て画面に並べるとその分だけ画面の表示領域が必要です。しかし、タブコントロールとして一度に表示する内容を 1 つのタブだけにすることで、その分の表示領域だけ確保すればよいことになります。
便利な点4 一度に表示する情報量を制限できる
タブコントロールでは、一度に表示される情報量は、1 つのタブの中身だけです。そのため、必要のない情報に惑わされることがありません。
便利な点5 グループ化した情報を、空間的な位置を意識せずに表示できる
タブコントロールでは、他のタブを選択するだけで、他のタブの中身を表示できます。もし、ウィンドウのように、画面上の好きな場所に情報を表示できるコントロールの場合には、別のウィンドウの中身を見るためには、そのウィンドウを選択したうえで、見やすい位置にウィンドウを移動する必要があります。
便利な点6 配置が固定されているので、見失うことが無い
例えば、タブコントロールの代わりに、ウィンドウにて、中身を表示するシステムを考えます。ウィンドウの場合には、最前面のウィンドウの背景に他のウィンドウが隠れてしまうため、そのウィンドウを見失ってしまうこともあります。
しかし、タブコントロールでは配置が固定されているため、位置を見失うことがありません。
便利な点7 配置が固定されているので、まとまりが分離されることが無い
タブコントロールの配置は通常動かすことができません。そのため、各タブを分離することができないため、そのタブコントロールの各タブのまとまりが分離されることはありません。
向かないもの
複数のタブの中身を同時に見る必要があるようなもの
タブコントロールでは、通常画面に表示できる情報は 1 つのタブの中身だけになります。そのため、複数のタブの中身を同時に見ながら作業をしなければならないものには向かないでしょう。
ただし、最近のブラウザ(インターネット上の Web ページを表示するためのソフトウェア)のように、タブで表示していた内容を独立のウィンドウに分離できるような仕組みを実装しておけば、この限りではありません。
まとめ
タブコントロールは、便利な点がいくつもあります。タブコントロールの利点を活かして、使いやすい操作画面を設計したいものです。
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