日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年3月20日木曜日

投稿のための文字認証が人間の限界に挑戦している件について

プログラムによる不正な投稿や大量の投稿を防ぐための認証機能がいろいろなサービスに導入されるようになりました。

たとえば、Bloggerでコメントを投稿するときには、以下のような画像内の文字列を入力されるように求められます。



Blogger にコメントを投稿するときの認証


左側の文字はまだ読めますが、右側は何が何だかわからないですね。
もう人間の文字認識能力を超えるような状態です。

(勿論、わからなければ別の画像に替えることはできますが。何とか認識できる文字列が出てくる場合もありますし、画像のように人間の文字認識能力では認識できないような文字列が出てくることもあります。)


ソフトウェアの文字認識能力が上がれば、それに対応すべく認証用の文字を複雑にするということを繰り返していきついた結果でしょうか。

結局、人間が認識できるということは、ソフトウェアのアルゴリズムの改善や情報の学習によって対処ができてしまうということですから、結局どのような対処をしてもいたちごっこですね。


最終的には、投稿したのが人間なのかソフトウェアなのかを判断することに意味がなくなり、投稿された情報が望ましいものなのかどうかを投稿を受けた側が(ソフトウェアによって)判断することになるのではないかと思っています。

それまでは、ソフトウェアが対処できないようにひたすら認証用の操作のパターンを増やしていくことになりそうですね。





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