日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年5月27日火曜日

機械化・コンピュータ化による作業の自動化と新規事業の創成

いままで人が行っていた作業の自動化は、エネルギーを投入された機械によって大幅に進展しました。

農業や工業の分野では、機械の導入により作業が自動化され、大幅に作業が効率化されました。


近年では、単純な機械による自動化のみではなく、手順の埋め込まれた機械によりさらに自動化の適用範囲が広がっています。

手順の埋め込まれた機械は初めは電気的・電子的な回路による固定的な作業手順の埋め込みにしか対応していませんでした。

しかし、電子回路の進歩により、作業手順を簡単・手軽に作成・変更可能なソフトウェアによる機械の制御(コンピュータ化)により、自動化の適用範囲をさらに広げることができるようになりました。


コンピュータ化による作業の自動化はとどまるところを知りません。

コンピュータのハードウェアの進歩とソフトウェアの進歩が相互的に行われた結果、自動化できる作業はどんどん増えていきます。

作業が自動化されることで、人が担っていた作業が機械・コンピュータによって遂行されるようになります。

結果、作業の自動化のみが進展した場合、人が行う作業が無くなります。


人が行う作業が無くなるということは表裏の意味を持ちます。

一つの意味として、人類の労働からの解放を意味します。人は労働を行わなくても生きていけるようになります。

もう一つの意味は、人類の活動の消滅です。人が何もしなくても良くなった場合、その膨大な時間を何に使ったらよいのでしょうか?


一方、機械化・コンピュータ化は作業の自動化以外の側面をもたらしてくれます。

それは、新規事業の創成です。


機械・コンピュータによって、人の力では行えないことを可能にします。

機械・コンピュータによって可能になったことをいくつか挙げてみましょう。

インターネットによる情報の即時的、広域的な共有

  • Webページによる情報の広域的な共有
  • 投稿型サービスによる情報の相互共有
  • つぶやきサービスによる情報の即時的な共有
  • 自分自身のパーソナル情報の蓄積と共有
インターネットによる情報の即時的、広域的な共有はコンピュータがあるからこそ、成せるものです。

これにより、人類の活動の範囲は大幅に広がりました。

新しい遊びの創成

  • コンピュータゲーム
  • オンラインゲーム
  • 動画コンテンツ(テレビ、動画サイト)
人は楽しさの追求のために新しい遊びを創成してきました。
コンピュータ化によって可能になった新しい遊びとして、コンピュータゲームが挙げられます。

特に近年のコンピュータゲームはハードウェアとソフトウェアの進歩により、表現できる遊びの種類が大きく広がっています。


更に、コンピュータ化によって可能になった遊びとして、オンラインゲームが挙げられます。

コンピュータによって表現された世界に世界中の人が集まり、遊ぶということはまさにコンピュータなくしては実現できません。


また、忘れてはならないのは動画コンテンツを楽しめるのもコンピュータ化による恩恵です。

テレビ番組を楽しめるのも、動画サイトで動画を楽しめるのも、コンピュータによって動画の表示が制御されているからこそ、実現できるものです。

物流インフラの創成

  • 商品の検索・注文
欲しい商品を膨大なデータベースから探すことができ、どこにいてもその商品を注文して得ることができます。

欲しいものが存在することを知ることができ、それを得ることができるというのは、コンピュータ化によって実現された新しい物流のインフラではないでしょうか。


今後も機械・コンピュータによって可能になることは増えていくでしょう。


機械化・コンピュータ化による作業の自動化による人類の労働からの解放と、機械化・コンピュータ化による新規事業の創成による人類の豊かさ・幸福の追求が行われていくことを望みます。





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