日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年6月6日金曜日

ページがちゃんと表示されなくなった?ブラウザのアドレスバーに盾アイコンが無いかチェックしてみよう

最近Chrome を利用していると、https を使用した Web サイトで一部のコンテンツが表示されないという現象が発生することがあります。




その一つに Google Analytics の行動のページ解析があります。
ページ解析を開くと、ページの下部に Analytics を実際に設置している Web サイトが表示され、どのリンクがどの程度クリックされているのか表示されます。

しかしながら、最近は以下のエラー画面が表示され、Analytics を設置している Web サイトが表示されない状態でした。

ページ解析の読み込み中に問題が発生しました。
設定に関する一般的な問題を確認しましたが、問題点を特定できませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください。 Chrome や Firefox をご利用の場合は、これらのブラウザのセキュリティ モードで最近変更されたデフォルト設定が問題となる場合があります。これらのブラウザには新しいセキュリティ ポリシーが導入され、安全性の確認されたページに安全性の確認されていないコンテンツを表示することができなくなりました。この問題を解決するには、アドレス バーの盾アイコンをクリックして、安全性の確認されていないコンテンツを許可するか、全文表示オプションをご利用ください。

エラー画面の説明を読むと、最近の Chrome や Firefox では、セキュリティが強化されたために、https のページに安全性を確認されていないコンテンツを表示できなくなったということのようです。

説明通り、ブラウザのアドレスバーに表示されている盾アイコンをクリックしてみると、以下のように「このページには認証されていないソースからのスクリプトが含まれています。」というメッセージとともに、「安全ではないスクリプトを読み込む」というリンクが表示されます。

ブラウザのアドレスバーの盾アイコン

盾アイコンをクリックすると、説明と安全ではないスクリプトを読み込むためのリンクが表示される


そこで、「安全ではないスクリプトを読み込む」というリンクをクリックすると、Analytics を実際に設置している Web サイトが表示されるようになりました。


https のサイトに外部からのスクリプトを読み込めるようになっていると、https で表示している情報を外部へ漏えいさせることが可能になってしまうので、ブラウザ側のセキュリティが強化されたわけですね。

ちなみに、「安全ではないスクリプトを読み込む」というリンクをクリックして、安全ではないスクリプトを読み込めるようにすると、Chrome ではアドレスバーの https に斜め斜線が入り、鍵アイコンに×が付きます。


自分自身の情報を守るために、不用意に安全ではないスクリプトを読み込むようにはしないのが賢明ですね。

参考文献

「このページには安全でないコンテンツが含まれています。」 - Chrome ヘルプ
https://support.google.com/chrome/answer/1342714?hl=ja





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