日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年3月12日木曜日

ブラウザに保存した、Webサービスへのログイン情報(ユーザ名、パスワード)が、自動的に入力されない-ログイン情報を記憶させたページのURLと、現在ログインしようとしているページのURLが異なる可能性があります

イントロダクション

インターネットを通じて、様々なサービスが提供されるようになりました。

ファイル共有、情報共有、ショッピング等々、例を挙げればきりがありません。


さて、そのようなインターネットを通じて提供されるWebサービスでは、個人を認証するためにユーザ名とパスワードによるログインを採用していることがほとんどです。

それらのログイン情報は、安全のためにWebサービスで共通のユーザ名・パスワードの組み合わせではなく、すべてのWebサービスで異なるユーザ名・パスワードの組み合わせを使用した方が良いでしょう。


しかし、それらのユーザ名・パスワードの組み合わせは、使用するWebサービスが増え毎に増加するために、とても頭の中で記憶していられるものではありません。

そこで、重要度の低いWebサービスに対しては、ユーザ名とパスワードの組み合わせをブラウザに記憶させている人もいると思います。


ブラウザに保存した、Webサービスへのログイン情報(ユーザ名、パスワード)が、自動的に入力されない

一度、Webサービスにログインを行うと、その時のログイン情報(ユーザ名とパスワード)をブラウザへ記録させることができます。

しかし、ブラウザへ記憶したはずのログイン情報が、自動的に入力されなかったという経験はありませんか?


その一つの要因として、ログイン情報を入力したページのURLが、今ログインしているページのURLと異なるケースが挙げられます。


Webサービスによっては、ログインページのURLが、そのログインページへ到達する経路によって変わるものもあります。

また、場合によってはWebサービスの改修(バージョンアップ)によって、ログインページのURLが変更になる場合もあります。


例)
最初にログインしてブラウザへパスワードを記録させたログインページ
https://サイトのドメイン名/signup

次に、ログインするために訪問したログインページ
https://サイトのドメイン名/login


そのため、ログインページのURLが、前回と今回で異なる場合には、ブラウザが自動的にログイン情報を入力すべきページであると認識されずに、自動的にログイン情報が入力されないことになります。


対処法

自動的にログイン情報が入力されていないログインページの場合には、再度ログイン情報を手入力し、ログイン情報をブラウザへ記録します。

こうすることで、次からはそのログインページでは、自動的にログイン情報が入力されるようになります。


注意

ただし、自動的にログイン情報が入力されないケースとして、フィッシング詐欺のように、偽のログインページに誘導されている可能性が否定できません

そのため、手動でログイン情報を入力する前に、そのログインページが正規のものかどうかをチェックする必要があります。


まとめ

ブラウザに保存した、Webサービスへのログイン情報(ユーザ名、パスワード)が、自動的に入力されない場合には、再度ログイン情報をブラウザへ記録させます。

ただし、フィッシング詐欺には十分に注意してください。








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