日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年3月19日木曜日

ブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセス(私の場合) - 集積された情報群の中から、いかに有益な情報を得るか

イントロダクション

インターネット上の情報を集める手段にはいくつかあります。

その一つに、キュレーションされた情報を読むという行為が挙げられます。
キュレーションされた情報とは、インターネット上の有益な情報をまとめたものです。

様々なキュレーションのサービスがありますが、ここでは今話題になっている情報や新着情報へのリンク集が 1 ページに集積されるようなサービスを想定します。


そのようなキュレーションページを読むときには、どのような行動をとっていますか?


キュレーションされた有益な情報のリンク集、全部読むには時間が足りないかもしれない

有益なキュレーションサービスでは、自分にとって興味のあるページへのリンクが、1 日あたり数十ページ以上列挙されるケースがあります。

すると、すべての有益な情報に目を通すには時間が足りない可能性があります。
キュレーションされたページを、最初のリンクから1ページ1ページ読んでいった場合に問題となるのは、次のケースです。

自分自身にとって最重要となる情報が、キュレーションリンク集の最後にあり、
そこに到達できずにその情報を見逃す

これはとても不幸なことです。
そこで、私はその事態を防ぐために、次のキュレーションされたブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセスを採用しています。


ブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセス(私の場合)


ブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセス(私の場合) 処理全体
ブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセス(私の場合)
処理全体

私の場合、キュレーションページにアクセスした場合には、次の行動を次の順番に行います。

(1) キュレーションされた情報から気になる情報をピックアップ

キュレーションされた情報から気になる情報をピックアップ プロセス

タイトルで重要度を判別

  • 重要度[]:即座に読む
  • 重要度[中]:新規タブで開き、保留。その情報があったことを記憶にとどめる
  • 重要度[]:新規タブで開き、保留。その情報があったことはよく覚えていない
  • 重要度[]:開かない

私の場合には、キュレーションページを見る場合には、パソコンにてChrome を用いています。そこで、気になる情報のリンクを、マウスのホイール(マウスの真ん中のボタン)でクリックすることにより、Chrome の新規タブで開きます。


重要度[]:即座に読む では、以下のプロセスを実施します。

ページの情報を最後まで読むことを前提としたプロセス:

ページの情報を最後まで読むことを前提としたプロセス
ページの情報を最後まで読むことを前提としたプロセス

ページの情報の自分自身に対する重要度を再評価しながら、ページの中身をチェックします。

ページの途中であっても、自分自身に対する重要度が、情報を読む必要があると感じる閾値を下回った場合には、そのページを読むのをやめます。


ページを最後まで読み終わった場合には、以下の行動を実施します。
  • そのページの重要度が自分自身にとって高い場合には、あとからそのページへたどり着けるようにブックマークを行います。
  • ページの情報が自分の人生に多大な影響を与えると判断した場合には、ブックマークを行ったうえで、htmlファイルやpdfファイルとして、そのページを保存します。
  • そのページの重要度が自分自身にとって低い場合には、そのページを開いていたブラウザのタブを閉じます。


(2) 重要度[中]の情報をチェック

重要度[中]の情報をチェック
重要度[中]の情報をチェック
チェック作業に使用できる時間に応じて、ブログ・記事といった情報を読む行動を次のように変えます。

チェック作業に使用できる時間[十分にある]:

上記の「ページの情報を最後まで読むことを前提としたプロセス」を実施します。


チェック作業に使用できる時間[あまり無い]:

記事の冒頭の部分や、記事の各見出しをざっとチェックします。

  • ページの重要度が自分自身にとって高そうな場合には、あとからそのページへたどり着けるようにブックマークを行います。
  • ページの重要度がすぐに判断できない場合には、あとでまとめてページをブックマークします。(「後で読む」ブックマークフォルダ)
  • ページの重要度が自分自身にとって低いと判断した場合には、そのページを開いていたブラウザのタブを閉じます。


チェック作業に使用できる時間[無い]:

Chrome のブラウザのブックマークに、まとめてページをブックマークします。

未チェックのページのブックマークは、「後で読む」ブックマークフォルダのような形で、未読であることを識別できる形で残しておきます。(「後で読む」ブックマークフォルダ)


(3) 重要度[]の情報をチェック

重要度[低]の情報をチェック 重要度[中]の情報をチェックと同じ
重要度[低]の情報をチェック
重要度[中]の情報をチェックと同じ
基本的に、「(2) 重要度[中]の情報をチェック」と同じプロセスにより、ページをチェックしていきます。

ただし、情報チェックのための時間が限られている場合が多いため、「チェック作業に使用できる時間[あまり無い]」や「チェック作業に使用できる時間[無い]」のプロセスを実行することが多くなります。


図:まとめ

以上の、すべての行動プロセスの図としてまとめると、次のようになります。

ブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセス(私の場合) 処理全体
ブログ・記事といった情報を読むときの、行動プロセス(私の場合)
処理全体

キュレーションされた情報から気になる情報をピックアップ プロセス

ページの情報を最後まで読むことを前提としたプロセス
ページの情報を最後まで読むことを前提としたプロセス

重要度[中、低]の情報をチェック
重要度[中、低]の情報をチェック


まとめ

大量の情報がインターネット上に毎日生成されている時代です。

自分自身にとって重要な情報を見逃さないために、このような時代に適したブログ・記事といった情報を読むときの行動プロセスを採用していきたいものです。

また、このブログ・記事といった情報を読むときの行動プロセス自体も、時代の変化に合わせて、日々見直していきたいものです。


勿論、人によってどう行動したいのか好みは異なります。
そのため、キュレーション情報を読むときの行動プロセスとして、上記のような行動以外にも、人それぞれ様々なパターンがあると思います。









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