イントロダクション
現代社会は、機械とコンピュータによって、数々の作業が自動的に行えるようになっています。そして、その傾向は今後もずっと続くでしょう。
機械とコンピュータによって作業を自動化することで、作業効率が大幅に向上します。
そのため、社会はより豊かになります。
さて、そのようなシステムを構築・運用する上で注意しなければならないのは、そのシステムを安全に安定的に使用できるようにしなければならない点です。
各種機械を制御するのは、コンピュータです。
そのため、一般に使われているパソコンと同じように、不正なプログラムが入り込むことや遠隔で不正に操作されることなどに対して、対策を行う必要があります。
そのような制御システムのセキュリティの現状を知るうえで、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公表している資料は参考になります。
自動化された社会を目指して。それと共に知っておきたい、制御システムのセキュリティ
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)より、制御システムのセキュリティについての資料が公開されています。
「制御システム利用者のための脆弱性対応ガイド」や研究会報告書などを公開:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/security/fy26/reports/vuln_handling/index.html
http://www.ipa.go.jp/security/fy26/reports/vuln_handling/index.html
上記ページ内に、次の PDF ファイルへのリンクがあります。
http://www.ipa.go.jp/files/000044733.pdf
その PDF 内で、制御システムのセキュリティ上のリスクや、実際に発生した制御システムの被害事例、セキュリティ対策のポイントなどが分かりやすく説明されています。
制御システムの設計者や利用者はもちろんのこと、間接的に制御システムの恩恵を受けている普通の人も、ざっと目を通しておきたい内容です。
まとめ
社会が自動化によって豊かになればなるほど、それを制御するシステムへの攻撃の影響度合いが大きくなっていきます。安全・安心な社会を構築するために、制御システムのセキュリティについて、頭に入れておいた方が良さそうです。
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