日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年3月2日月曜日

Blogger:カテゴリページを作るのが面倒?ならば、検索ページを使用する方法があります

イントロダクション

ブログで公開した投稿の数が、数十ページ~数百ページになってくると、ブログ内にどんな内容の投稿があるのか、探すのが大変になってきます。

ブログ内で、内容ごとに記事を分類(カテゴライズ)する方法として、Googleのブログサービス「Blogger」では、ラベルという方法が使えます。

ラベルにその記事の分類を記載することで、その分類から記事を探すことができます。

なかなかラベルを用いて正確な分類をすることは難しい

でも、なかなかラベルを用いて正確な分類をすることは難しいです。
特に、ブログを始めたころには、どんな内容の記事を書いていくのかすら決まっていないことも多いです。

そのため、最初に決めた分類方法では、上手く分類できなくなることもあります。
そして、あとからラベルを再分類しようにも、公開した記事の数が多すぎて手間がかかることから、再分類することも大変です。


Blogger:ラベルで記事を分類した結果、カオスに!どうする!? - Dr.ウーパのコンピュータ備忘録
http://upa-pc.blogspot.jp/2014/06/blogger-label.html

ブログ:記事の分類方法を考えよう! - 記事をカテゴライズして、探しやすくする! 2x2の4通りの方法
http://upa-pc.blogspot.com/2015/03/blog-how-to-categorize.html


過去の記事のラベルを再編集するは大変なのでやりたくないけれど、でも、ブログ内の過去の記事を探しやすくするためにカテゴリページを作りたいというときにはどうすればよいのでしょうか?

そんな方法はあるんです!
そう、Blogger ならね。

(Blogger 以外のブログサービスでも、ブログ内検索機能があれば実現できる場合があります。)


検索ページを利用して、カテゴリページを作る

概要

Blogger では、ブログの上部にある Navbar から検索を実行すると、次の URL 構造を持つ検索結果のページが表示されます。

例)このブログで "Blogger" について検索した場合:
http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger


この URL を見るとお分かりのように、ブログのトップページの URL (http://upa-pc.blogspot.jp/) の後ろに search?q= という文字が続き、最後に検索キーワードである Blogger が付与されています。

つまり、その URL にアクセスすれば、このブログで Blogger について検索した場合のページが表示されるわけです。


基本的に、ブログ内検索では、ブログの記事内にその単語が含まれていれば検索結果に表示されるはずです。

そのため、ブログのカテゴリとして使用したい文字で検索した結果のページの URL を、カテゴリページとして使用すれば、わざわざラベルの分類を再編集しなくても、カテゴリページを作ることができるのです。

例)カテゴリ(Blogger) のカテゴリページを作る場合
 <a href="http://upa-pc.blogspot.jp/search?q=Blogger">カテゴリ:Blogger</a>


検索ページの URL 構造についてのさらに詳しい情報を知りたい場合には、以下のページに詳しい情報を記載しています。



BloggerのURL構成:ブログ内の構造>検索ページ - Dr.ウーパのコンピュータ備忘録


作り方

Blogger の Navbar で、カテゴリページのカテゴリとして採用したい名前を検索します。

そして、検索ページに移動したら、その URL をコピーすればカテゴリページの URL の準備は完了です。

あとは、a タグの href 属性にその URL を入れて、HTML としてブログに組み込めば、カテゴリページへのリンクが完成です。


先ほどのURL の q= の部分を見ると、検索語句がそのまま来ているので、URL を直接編集しても、カテゴリページの URL を作成することは可能です。

ただし、日本語などの URL に直接埋め込めない文字が含まれている場合には、その文字をエスケープ処理する必要があります。

そのため、自分でエスケープ処理をするよりも、Blogger の検索機能を使用して、エスケープが必要な語句がエスケープされた状態の URL を取得した方が簡単です。


共通的な語句が含まれない記事を、一つのカテゴリにまとめたい場合

なお、共通的な語句が含まれない記事を、一つのカテゴリにまとめたい場合には、語句と語句の間に、 " OR " を入れて検索することで、いずれかの語句が含まれているものを検索結果としてリストアップすることができます。
(OR が使用できる検索システムの場合)

例)プログラミング か C# か JavaScript が含まれているページをリストアップする
検索語句:
プログラミング OR C# OR JavaScript


まとめ

このように、ブログ内検索が使用できるブログでは、ブログ内検索の機能を使用して、(疑似)カテゴリページを作成することができます。

手軽に実装できるので、もし、ブログにカテゴリページが欲しい人は試してみても良いかもしれません。


編集履歴

旧タイトル「特定の単語を含んだ投稿のリストを掲載するページを作りたいときには、検索結果をそのまま使うという手段もあります」





関連記事

関連記事を読み込み中...

同じラベルの記事を読み込み中...