日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2014年12月18日木曜日

パソコンの時刻が狂っていても現在の時刻を把握できる:NICTのサービスが便利!

イントロダクション

パソコンの時計は、表示している時刻がずれることがあります。
ときには、何らかの要因で大幅に時刻がずれる場合があります。

そんなとき、Windows PC の場合、パソコンの管理者権限を所有していれば、「日付と時刻」の設定から、インターネット時刻サーバーと同期して、時間のずれを直すことができます。



Windows : 日付と時刻 管理者権限を所有していれば、「設定の変更」から インターネット上の時刻サーバーと同期して、時間のずれを直すことが出来る
Windows : 日付と時刻
管理者権限を所有していれば、「設定の変更」から
インターネット上の時刻サーバーと同期して、時間のずれを直すことが出来る


しかし、パソコンの管理者権限を所有していない場合には、1 週間に一度の周期的な同期を待たなければなりません。(*1)

*1:



時計を設定する > インターネット時刻サーバーと同期する

通常、コンピュータの内部時計は 1 週間に一度更新され、同期を実行するためにインターネットに接続する必要があります。


そんなに待っていられない!
今すぐ、現在の時間を知りたい!

そんなときに便利なのが、Web ブラウザで日本標準時を表示できる、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が提供する日本標準時の Web ページです。


独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が提供する日本標準時の Web ページ

独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が提供する
日本標準時の Web ページ



この Web ページでは、サーバから提供された時刻を表示してくれるため、現在使用しているパソコンの時刻がおかしくなっていても、現在の時間を表示してくれます。

ここで見ることの出来る時刻は、日本標準時(JST)、協定世界時(UTC)、国際原子時(TAI)、地域標準時です。

また、現在使用しているコンピュータの内蔵時計の時刻と、地域標準時とのも表示してくれるため、現在使用している端末の時刻と、標準時刻の間でどのくらい時間がずれているのか明確にすることができます。


ただし、ページの注意書きにもあるように、そのページは正確な日本標準時の提供を目的としたものではないようです。

そのため、通信回線の速度や混雑状況によっては、大きな誤差が生じることがあるようです。


しかしながら、手軽に現在の時刻を知りたい場合には、非常に便利です。


他の現在時刻を知るための手段

また、インターネット上には、標準時をサーバから配信してくれるサービスが複数あるので、例えば以下の現在時刻表示サービスを、NICTのページと共に表示して、時間のずれが無いかどうかを見てみるのも良いでしょう。
(ただし、比較対象のWebサービスが、NICTのページと同じような仕組みで時刻を提供している場合には、時刻のずれ具合を知る方法としては適切とはいえないかもしれません。)



時刻の正確性を要求される状況では、NTP を使用することを検討

本稿の趣旨とは異なりますが、時刻の正確性を要求される状況では、NTP(Network Time Protocol)のような、通信の遅延を考慮した時刻の取得方法を検討するのが良さそうです。

NTP についての参考文献
NTPとWindows時刻同期サービス − @IT
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/winntp201/winntp201_01.html

Network Time Protocol - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Network_Time_Protocol

NTPとは 【 Network Time Protocol 】 〔 ネットワークタイムプロトコル 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
http://e-words.jp/w/NTP.html

NTPとは : インターネットマルチフィード時刻情報サービス for Public
http://www.jst.mfeed.ad.jp/about/01.html


例えば、Windows 上で、NTP を使用してパソコンの内蔵時計との時間差を知る方法として、コマンドプロンプトにて w32tm コマンドを使用する方法があります。

w32tmコマンドとレジストリによるWindows Timeサービスの制御 − @IT
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/winntp203/winntp203_01.html


上記のページに記載されているように、w32tm コマンドにて、/monitor オプションを使用して、/computers に NTPサーバを指定することで、NTP を使用して、パソコンの内蔵時計と NTP サーバとの時間差を知ることができます。

コマンドプロンプト w32tm コマンドを使用して、使用中のパソコンとNTPサーバとの時間差を調査
コマンドプロンプト
w32tm コマンドを使用して、使用中のパソコンとNTPサーバとの時間差を調査


>w32tm /monitor /computers:ntp.nict.jp
ntp.nict.jp[133.243.238.244:123]:
    ICMP: 20ms 遅延
    NTP: -4.1183851s ローカル コンピュータの時刻からのオフセット
        RefID: 'NICT' [0x5443494E]
        階層: 1

警告:
逆名前解決が最適な方法です。タイム パケット内の
RefID フィールドは NTP 実装間で異なっており、IP
アドレスを使用していない場合があるため、名前が正しくない可能性があります。


上記では、w32tm コマンドを使用して、現在使用しているパソコンと ntp.nict.jp との時間の差分を調べています。

ntp.nict.jp は、NICT が提供する NTP サーバです。

日本標準時プロジェクト 公開NTP
http://www2.nict.go.jp/aeri/sts/tsp/PubNtp/


その NTP サーバは、日本標準時に直結され、その時刻精度は日本標準時と10ナノ秒以内という非常に高精度のものです。
(ただし、利用者の時刻制度は、NTPサーバから利用者までのインターネット環境に応じて、数ミリ秒~数百ミリ秒くらいまでの誤差が発生する可能性があるようです。)


この結果より、現在使用しているパソコンの時刻は、NTPサーバ(ntp.nict.jp)よりも、4.1183851秒進んでいることが分かります。






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