日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年4月5日日曜日

私がノートパソコンの本体のディスプレイを使わず、外部ディスプレイで映像を表示させている 6 つの理由

イントロダクション

私はメインの作業用パソコンとして、ノートパソコン(VAIO パーソナルコンピューター type F VGN-FW92DS)を使用しています。

そして、ノートパソコン本体の液晶ディスプレイは使わずに、23型の液晶ディスプレイを 2 台接続して使用しています。

2 台の外部ディスプレイ(3, 1) を使用 ノートパソコン本体のディスプレイ(2)は無効
2 台の外部ディスプレイ(3, 1) を使用
ノートパソコン本体のディスプレイ(2)は無効


私の作業環境(2)
http://upa-pc.blogspot.com/2014/05/env2.html
Dr.ウーパのコンピュータ備忘録



始めはノートパソコンの本体の液晶ディスプレイを使っていましたが、一度外部ディスプレイを使い始めたら、その快適性に病み付きになりました。

現在はノートパソコンの本体のディスプレイは使わず、本体を閉じた状態(本体のディスプレイは消えた状態にしてあります)にして、足元において使用しています。

そして、外部ディスプレイ2枚をはじめとして、キーボードやマウスもすべて外付けのものを使用しています。


今回は、私がノートパソコンの本体のディスプレイは使用せず、外部ディスプレイで映像を表示させている理由について記載します。

なお、一部、外付けディスプレイとともに、外付けのキーボード・マウスを利用することで実現させているものもあります。


私がノートパソコンの本体のディスプレイを使わず、外部ディスプレイで映像を表示させている 6 つの理由


(1) 解像度の高さに対して、ディスプレイのサイズが小さいため、文字が小さくて見づらい

まず1つの目の大きな理由として、ノートパソコンの本体のディスプレイだと、解像度の高さに対して、ディスプレイのサイズが小さいために、文字が小さく見づらいという点が挙げられます。

私の使用している「VAIO パーソナルコンピューター type F VGN-FW92DS」は、ノートパソコンの中では比較的大きな画面を持った機種です。

それでも、 16.4型ワイド(16:9)の液晶ディスプレイのサイズで、解像度:Full HD 1920×1080ドットを表示させると、画面上のあらゆる文字が小さくみえてしまいます。


解像度を落とせば、文字は大きく見えますが、表示できる情報量が減ってしまうのと、映像が全体的にぼやけてしまうという問題点があります。


その点、私が現在使用している独立した 23 型ワイド液晶ディスプレイでは、机の前に座った状態で画面を見た時に、私にとってちょうど読みやすい文字のサイズで表示されるので、とても見やすいです。


ノートパソコン本体の16.4型ワイド(16:9)の液晶ディスプレイでは、結構前のめり(もしくは猫背)になって画面を見ることも多かったのですが、独立した 23 型ワイド液晶ディスプレイを使っているときには、背筋を伸ばして画面の文字を読むことが出来るようになりました。


なお、外部ディスプレイのサイズは大きければ大きいほどよいというわけでもないようです。

私の場合、32型のテレビをディスプレイとして使ってみたら、逆に大きすぎて使いづらかったという経験があります。


机上のパソコンモニタとして使うには32型はデカすぎた。私にとってのベストサイズは23型ディスプレイ。
http://upa-pc.blogspot.com/2014/06/display-best-size.html
Dr.ウーパのコンピュータ備忘録



あまり大きな外部ディスプレイを使うのも考え物です。


(2) 手元にノートパソコンの本体があると、ファンの音がうるさい

第2の大きな理由として、手元にノートパソコンがあると、ファンの音がうるさいというのが挙げられます。

特に、高性能(ハイエンド)なノートパソコンの場合には、消費電力が多いため、その分発熱します。

その結果、本体を冷却するために、ファンが高速で回転します。


そして、ノートパソコンの場合、デスクトップパソコンと比べて本体のスペースが小さいため、小型のファンが使われがちです。

その結果、高音(高周波)のファンの回転音が、ノートパソコンの本体から発せられることになります。


ノートパソコンの場合、そのまま使用すると本体が手元にあるため、ファンの騒音もよく聞こえてしまいます。

私の場合、これも結構ストレスのもとになっていました。


そのため、現在は、ディスプレイを外付けにしたのと同時に、キーボード・マウスも外付けのものとし、ノートパソコンの本体はなるべく耳から遠い場所(現在は足元(机の下))においています。

これだけでも、ノートパソコンの本体から発せされる騒音は、感覚的にだいぶ軽減されます。


更に、音楽などを流せば、更に快適になります。


(3) どうしても目線を下げるような姿勢になってしまい、疲れる

ノートパソコンの場合、小型にしなければならない都合上、本体のディスプレイは目線からするとどうしても下げるような姿勢になってしまいます。

そのため、ノートパソコンで作業をしているときには、常に下を向いているような姿勢となります。

これが私にとっては結構疲れるものでした。


その点、外付けのディスプレイなら、ノートパソコンの本体のディスプレイと比べて、ディスプレイの下部が高い位置にあります。

また、外付けディスプレイのサイズが23型のようなある程度の大きさをもつものであれば、ほぼ目線はまっすぐ前を向くか、少し目線を下げる程度で作業を行うことができます。(この部分は人によるかもしれません。)


そして、外付けディスプレイには、高さ調整が可能なものもあるため、ある程度高さに対して融通が利く場合があります。


(4) ノートパソコンの本体が机の上にあると、スペースを消費する

仕方のないことですが、ノートパソコン本体には、パソコンとしてのすべての機能がつまっているため、その分スペースを消費します。

そのため、ノートパソコン本体を机の上において作業をすると、机の上がノートパソコンに占領されるということもあります。


その点、外付けディスプレイ・キーボード・マウスだけを机の上に置くなら、机の上の空スペースは、広くなります。


(5) 外付けディスプレイ本体が持つ、多様な機能

外付けディスプレイなら、自分が欲しいものを自由に選択することができます。

特に、高性能な外付けディスプレイなら、様々な画質調整機能などを利用することができます。


(6) 一つのディスプレイに、複数のパソコンの映像を切り替えて表示できる

たいていの外付けディスプレイには、複数の映像の入力端子がついています。
そのため、外付けディスプレイ本体のボタン操作などで、映像の入力元を切り替えることができます。


私の場合、ノートパソコンの映像と、デスクトップパソコンの映像を、同じディスプレイに切り替えて表示できるようにしています。

また、マウス・キーボードも、ノートパソコンとデスクトップパソコンで切り替えて使用できるようにしています。

こうすることで、複数のパソコンを使う場合でも、席をまったく移動せずに、同じ姿勢・環境で、複数のパソコンを利用することが可能になります。


まとめ

以上の理由により、私はノートパソコンの本体のディスプレイを使わず、外部ディスプレイを使ってパソコンの映像を表示させています。


もし、ノートパソコン本体のディスプレイに不満を持っている場合には、外付けディスプレイをメインに使うことを検討しているのも良いかもしれません。


なお、ノートパソコンの場合には、ノートパソコンのキーボードの面からも放熱して冷却するように設計されている場合もあります。

そのため、ノートパソコンを閉じて使用する場合には、ノートパソコンの冷却が十分なのかどうかを検証することが必要です。場合によっては、追加の冷却措置をとる必要があるかもしれません。

新品価格
¥38,778から
(2015/4/5 00:02時点)

関連記事


快適なパソコンライフを送るための7つの秘訣 - パソコン編
http://upa-pc.blogspot.com/2015/02/pc-life-good-items.html
Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

ノートパソコンにディスプレイをもう一台増設する
http://upa-pc.blogspot.com/2012/12/blog-post_9.html
Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

買って本当に良かったもの:GX-HDMI/U2 - USBでディスプレイ増設
http://upa-pc.blogspot.com/2015/03/good-item-gx-hdmiu2-usb.html
Dr.ウーパのコンピュータ備忘録







関連記事

関連記事を読み込み中...

同じラベルの記事を読み込み中...