日々のコンピュータ情報の集積と整理

Dr.ウーパのコンピュータ備忘録

2015年5月3日日曜日

インターネット回線は二つあるくらいの冗長性があった方が良さそうだなと実感した話 - モバイル回線のある世界で本当に良かった

イントロダクション

先日、久しぶりに家の固定回線によるインターネット接続が不調になりました。
主な症状としては次のようなものです。

  • 家のネットワークの外(プロバイダー提供のモデム)のサーバへ全くつながらない
  • 外部のサーバへ接続することはできるが、パケットがそこそこの頻度で相手に届かなくなる(ping を実行して 4 回中 1~2 回ほど損失する)
  • 上記の症状が現れるときと、通常に通信できるときとが、繰り返される。(結局、1日ほど続きました。)

私の環境の場合、プロバイダー提供のモデムの直下にルーターを配置し、家庭内の各機器を接続しています。ルーターまでは問題なく通信できていたため、モデムからプロバイダーの回線間で何らかの問題が起きていたのかなと推測しました。

ずっとこの調子だと、通常の作業に支障が出るため、長引くようならプロバイダーに問い合わせようと思っていました。しかし、症状を確認してから 1 日ほどしたら、症状が出なくなり、問題なく使えるようになりました。


インターネットが無ければ普段の生活が成り立たない


私の場合、生活のかなりの部分をインターネットに依存しています。

ニュースを見るのも、情報を収集するのも、動画を見るのも、情報を発信するのも、他者とコミュニケーションをとるのも、買物をするのも等々、すべてインターネットを必要としています。インターネットが正常に機能することを前提として、生活を成り立たせているため、インターネットへ接続できなくなった瞬間に、生活が成り立たなくなってしまいます。

インターネットが無くても、代替手段によって生活を成り立たせることは不可能ではありません。しかし、インターネットの便利さと効率の前では、もはやインターネットの無い生活など考えられません。


インターネットへの接続手段が複数あることの有り難さ

そのように固定回線が不調になっているときに重宝したのが、スマートフォンによるインターネット接続です。

家庭内や家庭-プロバイダー間のトラブルによって固定回線が使えなくても、モバイル回線ならば問題なく通信できるということもあります。そのため、スマートフォンのブラウザによって情報収集することや、スマートフォンのテザリングによってパソコンをWi-Fi接続し、固定回線の代わりすることも可能です。(テザリングを利用できない環境もあります。また、一般的にパソコンはスマートフォンよりも大量の通信を行うため、モバイル回線の利用料金や通信量制限などに注意する必要があります。)そのような制限があったとしても、インターネットへの接続が全くできなくなる場合と比べれば雲泥の違いがあります。


そのため、インターネットへの接続が日常生活に無くてはならないものになっている現在では、インターネットへの接続方法(回線)は 2 系統くらいあった方が、万が一のトラブル時にも安心できます。


まとめ

インターネットへの接続手段が1つしかない場合には、その回線に何らかのトラブルが発生した場合には、インターネットを利用した全サービスが利用不可能になってしまいます。

固定回線とは別に、モバイル回線を1つ用意しておくことで、固定回線が利用できなくなった場合も、モバイル回線を代替手段として用いることが出来るので、トラブルによる損失を抑制することができます。







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